【レポート】9月18日(日)Short Shorts Film Festival & Asia OSAKA 2016 レポート!
本日も大阪の上映が始まりました!雨にもかかわらず沢山のお客様が、開場開始と共に場内へ入って行きました。本日の朝ごはんは、チョコクロワッサンとカレーパン、むらさきいもの蒸しパン。
みなさま場内で食べながら作品をみていただきました。
初回の上映は、「受賞プログラムB」 『ティファニーと朝食を』『海ガメの約束』『Keep Going』『絵師の報酬』でした。上映終了後には、『絵師の報酬』の監督の高野さんプロデューサーの横山さんにご登壇いただきました。
通常はさまざまな番組のプロデューサを務める、横山さんとADを務める高野さん。長年のお付き合いから、お仕事の話が決まったとのことでした。脚本を制作したのは、横山さんの学生時代のラグビー部の後輩だそうで、家族や親子などの作品を描くのが得意な方だそうです。一番作品作りで苦労した点は、最後の団地の壁に絵が書かれるシーン。実際に描ける団地を探すのにとても苦労したそうです。撮影の1週間前にやっと見つけたそうで、半日をかけ絵が描かれたそうです。しかし、雨が降ると絵が消えてしまうそうで、ひやひやしながら、撮影をしたとのことでした。そんなお二人の制作される番組は今後も大阪ローカルで放送される番組で見ることができるみたいです。高野さんは、来年の1月~3月で放送される大阪の環状線をテーマにしたドラマシリーズの監督を務められるとのこと。今後の活躍が楽しみです。
2プログラム目は、ドイツプログラムの上映でした。アフタートークに参加していただいたのは、『松の館』と『ニルヴァーナのスター』の監督である、ヤン・ケスター監督。トロント国際映画祭帰りで忙しい中駆けつけてくださいました。
新作の『松の館』は、実写とアニメーションを融合したもので、実写を撮影した後、作画を描きコンピューターで融合させていったそうです。1秒間に12枚の絵を重ねたそうで、絵を書いた枚数は約5万枚、制作期間は5年という大作です。西洋のゴッホなどの絵画のような絵のタッチがさらに見るひとの想像力を刺激する作品でした。またその他にも行ってきたばかりのトロント国際映画祭について現地の様子を語っていただきました。
本日3つ目のプログラムは、チルドレンプログラム沢山のお子様連れの家族で会場はほぼ満席!
上映中にも笑い声が飛び交う素敵な上映会になりました。上映後のアフターイベントでは、APHRODITE JAPANのハワイアンフラチームのパフォーマンスが行われました。秋模様にさしかかった今日この頃ですが、音楽と熱気が夏の暑いハワイを思い起こさせる素敵なパフォーマンスでした。
本日最後の上映は、受賞プログラムCでした。最後には、『眠れない夜の月』からプロダクションマネージャーの金子さんに登壇していただきました。
ストップモーションの本作品は1年がかりで制作したようで、1秒間を撮るのに、半日かかるそうです1秒間24コマを撮っていたそうです。しかも金子さんが出演者であるお父さんの人形を持ってきてくださいました!ちょうどおじさんの腕を動かしながら、撮影の仕方についてお話していただきました。そんな金子さんの夢は、プロデューサーだそうで、今後の活躍に期待したいなと思います。
また本来であれば、今日の登壇は、八代監督が登壇予定でしたが、ノーマンザスノーマンの続編が冬公開でそちらの撮影で本日は来れなかったそうです。新作に期待ですね!
最後には、帰り際にはお父さんの人形が会場の入り口に飾ってあり、観客の皆さんは、興味深く見たり、触ったりしていました。そんななか本日の上映は終了しました。
本日もたくさんのお客様にご来場いただきありがとうございました。