【レポート】記憶違いから生まれたショートフィルム!?黒木瞳さん来場!SSFF & ASIA 2017 in 大阪 1日目
2017年9月16日(土)〜18日(祝)の三連休、グランフロント大阪にあるナレッジシアターにて、 SSFF & ASIA 大阪 2017 が開催されています。
初日の土曜日は5プログラムを上映。女優でショートフィルムの監督でもある黒木瞳さんが来場し、ショートフィルム『わかれうた』の裏側を語りました。
今回、「ジャパンショート特集」で上映された『わかれうた』は短編映画としては初監督作品となる映画。ネスレ日本がスポンサードして制作されました。
昨年春、黒木監督がネスレ日本の高岡社長と対談した際に、黒木監督が高校時代の恋の思い出を話して始まった本映画。中島みゆきさんの『わかれうた』をギターで弾き語りしていた同級生への恋心がベースとなっています。
黒木監督は、
「映画を撮っていて気がついたんですけど、私の同級生が弾き語りしていたのは『わかれうた』ではなく、河島英五さんの『酒と泪と男と女』だったんですよね。私が記憶違いをしていなかったら、この映画は生まれていなかったかも」
と語り、会場を沸かせました。
また、作中に出てくるカセットテープは、実際に黒木監督が高校時代に使用していたものを使っているそう。
「当時はラジカセが全盛時代でした。テレビの前にラジカセをセットして録音したりして。母親に“録音するから静かにしてて!”って言って録っていました。同じような経験をされた方も多いのでは?」
昨年開催されたSSFF & ASIA 2016年では審査員も務めた黒木監督。選考で70本のショートフィルムをみて、短編にしかない魅力を感じたそうです。黒木監督が推した『合唱』(クリストフ・デアーク監督)がオスカーを受賞したことがとても嬉しかったと語りました。
さて、この日は「キッズプログラム」「フランス映画祭2017~短編作品集~」「ドイツプログラム」(大阪だけのオリジナルプログラム)「Cinema Fightersプログラム」を上映。各回とも多くのご来場者で賑わいました。
大阪開催は18日(祝)までの開催。台風が接近中ですが予定通り開催しています。
交通情報を確認の上、ご来場ください♪
大阪開催の詳細は、こちら