なら国際映画祭 for Youth 2022にてSSFF & ASIA受賞プログラムが上映されました!
NPO法人なら国際映画祭により「映画祭で未来をつなぐ」をキーワードに、映画祭前半の9月17日(土)から9月19日(月)まで次世代を担う子どもたちの応援プロジェクト「なら国際映画祭for Youth 2022」が開催されました。続いて9月19日(月)から9月24日(土)にかけて、インターナショナルコンペや学生コンペティションをはじめ、カンヌ映画祭2022の短編受賞作品などが揃う、2年に1度の「なら国際映画祭」を開催しています。
「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」受賞プログラムの短編映画を10代のユースたちが審査。クロージングセレモニーで彼ら“ユース審査員”が選んだ最優秀作品が、9月19日(月)に奈良春日野国際フォーラム 甍 〜 I・RA・KA 〜にて発表されました。“観る”という角度から映画に関わる機会をつくります。ユース映画審査員短編映画の『夢の中で』『素足の女王』『迷惑なクマ』『The Voice Actress』『その手』5本立ての上映がありました。
9月18日(日) 10:00〜上映後にはSSFF & ASIA フェスティバルディレクターの武笠祥子がなら国際映画祭 エグゼクティブ・ディレクター 河瀬直美監督と共にステージに登壇。5作品の解説とショートフィルム「なら」ではの面白さについて語りました。河瀬監督からの鋭いツッコミに司会の方も武笠もたじたじでした…笑
見事受賞したのは…
カナダのマニトバ州チャーチルはホッキョクグマが撮影できる場所として知られている。この場所で撮影される熊の姿は野生の象徴として様々な媒体で紹介されるが、果たして熊たちは人間のことをどう見ているのだろうか。本作は熊の移動経路に障害物として存在する我々人間の姿を映し出す。
「次世代に繋がる新しい映画の形としてふさわしい「新しさ」があった。普通に面白いだけではなくそういう視点があった。」とユース審査員の方も語ってくれました。発表があったトランジショナルセレモニーも大変豪華。For Youthを代表してパフォーマー・池谷泰一さんと迎 実優さんがタッグを組み、琉球舞踊家・宮城茂雄氏と能舞台の空間を独創的な演出でダンスコラボレーションを披露。また、河瀨直美さんが撮り下ろした映像とともに琉球舞踊女踊り「瓦屋(カラヤー)」も見て参りました。
池谷 泰一さん/迎 実優さん