SSFF & ASIA 2026ショートリスト(ノミネート候補)第3弾を発表!!

SSFF & ASIA 2026ショートリスト(ノミネート候補)第3弾を発表!!

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2026のアカデミー賞につながるライブアクション部門、アニメーション部門、ノンフィクション部門に応募があった作品の中からノミネート候補となるショートリストを毎月発表していきます。(※)

10月は399作品の応募をいただきました。このうち17作品は学生監督による作品で、139作品は初監督作品でした。応募者のうち女性監督は約44%でした。

ライブアクションインターナショナル部門

ライブアクションインターナショナル部門へは215作品の応募があり、応募数上位の国はアメリカ、フランス、そしてイギリスでした。広く扱われているテーマは、家族、人とひとの信頼、悲嘆や隠された過去といったものがあり、多くの作品で人間関係、特に家族間の関係の複雑さを描いていました。

ライブアクションアジアインターナショナル部門

ライブアクションアジアインターナショナル部門へは68作品の応募があり、応募上位の国は中国、韓国、そしてイランでした。辺境の町や山岳地帯、孤立した場所など独特なロケーションで撮影された作品が多く、伝統の中での葛藤、政治的制約、家族からの期待などを軸に展開する物語がトレンドとして挙げられます。

ライブアクションジャパン部門

ライブアクションジャパン部門へは68作品の応募がありました。家族崩壊や精神的な疾患などを主題に、内面的な心理ドラマを描いた物語が寄せられ、平均上映時間は14分でした。

アニメーション部門

アニメーション部門へは46作品の応募がありました。アメリカとフランスからの応募が多く、未来、テクノロジー、あるいはメディアといった要素を用い、人間がスマートフォンや電子機器、特にソーシャルメディアへ依存することの持続的な影響に焦点を当てた物語が多数寄せられました。

ノンフィクション部門

ノンフィクション部門へは26作品の応募があり、応募上位の国はアメリカ、中国、そしてカナダでした。平均上映時間は14分35秒で、戦争の残虐性を探求したものや、社会的、政治的紛争や地球温暖化の壊滅的な結果に焦点を当てた作品が多く寄せられました。

〜SSFF & ASIS 2026 ショートリスト第3弾~
〜部門別に作品名・監督名・国名をアルファベット順に表記〜

作品名 監督名 制作国
International
DISC Blake Rice アメリカ
Easter Day Mykola Zasieiev ウクライナ
Engine of Love Mira-Belle Rose Bryld ドイツ
Forgotten Ones Guillaume Collin カナダ
Mary Is Missing Aisling Byrne アイルランド
Samia Selma Alaoui, Bruno Tracq ベルギー
Sundown Rafael Agustin アメリカ
THE CAULDRON Thomas Pierce スロベニア
The Inspector Jandro スペイン
The Rise And Fall Of Zara Zilverstein Brian Kazez アルゼンチン、フランス、スペイン、アメリカ
(+33) Sean Nam フランス
Asia
Before the Sea Forgets Ngoc Duy Le シンガポール
Broken Dawn Hae-0h Park 韓国
City’s Laundry and Taxes Diana Galang フィリピン
Delay Wang Han-Xuan 中国、アメリカ
DIRECTOR’S CHAIR LEE HYUNG GU 韓国
Habibi Alexey Evstigneev フランス
SPEEDY! Jiin OH 韓国、アメリカ
The Walnut’s Whisper Sawat Ghaleb イラク
Tongue Da-seul LIM 韓国
We Were Here Pranav Bhasin インド
Animation
All This Death Fadi Syriani レバノン
Angel & Meow Clemhyn Escosora 日本、スロバキア
Balconada Iva Tokmakchieva ブルガリア
Four Walls of Memory Joanna Platek ポーランド
GONE WRONG Arnould Maxime, Butel Ambre, Colombe Alisson, Dinguidar Ylan, Houël Juliette, Jerome Anne-Linh, Saunier Roman, Villeda Adrian フランス
Kabuki Tiago MINAMISAWA ブラジル
Sulaimani Vinnie Ann Bose フランス
Thanks, You Too Marion Täschler スイス
The Gun Christopher Randall アメリカ
Toine マガリ塾 チームB 日本
Wish You Were Ear Mirjana Balogh ハンガリー
Non Fiction
Acts Of Protest Zebedee Parkes オーストラリア
El pütì pèrs Paolo Baiguera イタリア
Film Copacabana Sofia Leão ブラジル
Hourglass Eric Teo シンガポール
My village echoes Maéva Bussard ベルギー
The End of Human Race | Part One Vesely Marek オーストリア
The Game of Tao Esther Pardijs オランダ
Japan
雨音を聞いて 森本 悠平 日本
マイ・ラバー 伊藤 聖也 日本
終わりなき世界を駆けるとき 二野 俊太 日本

入選候補作品(ショートリスト)を応募月の翌々月末に発表致します。

映画祭入選(映画祭で上映される)作品は2026年3月末まで月次で発表されるショートリストに選ばれた作品の中から選出され、2026年4月末までに映画祭公式サイトにて発表します。

今月発表分は主に10月末までに応募された作品を対象としていますが、場合によって発表の時期がずれる場合がございます。

■SSFF & ASIA 2026 公募サイト https://app.lifelogbox.com/festival/shortshorts?tab=competition