SSFF & ASIA 2026 Global Spotlight Awardショートリスト Vol.1を発表!
今年で6回目となる、SSFF & ASIA Global Spotlight Awardの候補作品第一弾が発表となりました。
本アワードは、著名な監督や俳優、アーティスト、文化人、スポーツ選手らが、ショートフィルムを通じて、地球規模の重要な課題や社会的な影響を及ぼす問題に光を当てる活動を称えるものです。
これまで対象となってきたテーマには、LGBTQ+の平等、ブラック・ライヴズ・マター(BLM)、環境問題、人権問題をはじめ、VFX、NFT、AIといった新しい技術や、プラットフォームを創造的に活用した取り組みまで多岐にわたります。
2026年の映画祭に向け、アワード受賞候補となるショートリスト4作品が本日発表となりました。

今回ショートリストとして発表されたのは、『トレインスポッティング』や『フルモンティ』で有名となったロバート・カーライルが監督する『Three』、『マルコヴィッチの穴』や『エターナル・サンシャイン』のチャーリー・カウフマン監督による『How to Shoot a Ghost』、『女王陛下のお気に入り』等ギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督、スカーレット・ヨハンソン主演の『Ritual Identities』、そして、『M3GAN/ミーガン』のケイディ役で有名になったヴァイオレット・ミーガン主演のホラーショート『The Littles』の4作品。
ショートリストは4月まで毎月発表され、6月に最終アワードが発表されます。
〈SSFF & ASIA 2026 Global Spotlight Awardショートリスト Vol.1〉

『Three』監督:ロバート・カーライル/22:00/U.K./ドラマ/2026
ある若い男が、年配の夫婦の自宅へ酒を飲みに招かれる。それをきっかけに、性、特権、そして支配をめぐる緊張感漂う誘惑的なパワーゲームが幕を開け、夜が更けるにつれて不都合な真実が次々と暴き出されていく。
カーライルが共同脚本を務めた本作は、長編映画化に向けた「プルーフ・オブ・コンセプト(概念実証用短編)」としての役割も担っている。
『How to shoot a ghost』監督:チャーリー・カウフマン/27:00/U.S.A /ドラマ/2025
死にたての二人の若者が、鼓動するようなアテネの街並みと歴史の亡霊たちが漂う路上で出会う。一人は翻訳家、もう一人は写真家。生前はアウトサイダーだった彼らは、死後、自らの切なる憧憬や過ちの残滓(ざんし)に葛藤する。
二人は共に街を彷徨い、存在することの困難な美しさと、その「その後」の世界に慰めを見出していく。
『Ritual Identities』監督:ヨルゴス・ランティモス/2:00 /U.S.A/ドラマ/2025
ヨルゴス・ランティモスが監督、スカーレット・ヨハンソンが主演を務める、プラダの1分間のシュールなキャンペーン・ムービー。本作は、謎めいた儀式を通じてアイデンティティの変容を追求する。
彼女が自らのクローンを作るために雨水や灰、血液といった要素を集めるなかで、プラダの「ガレリア」バッグは、再創造のためのタリスマン(お守り)として、また自己とファッションの流動性を象徴する存在として機能する。ファッション、映画、そしてアートの境界を曖昧にするこの作品は、ランティモス特有のスタイルを反映したミニチュアの映画的宇宙を提示し、固定化されたペルソナという概念に挑んでいる。
『The Littles』監督:Andrew Duplessie/7:00/U.S.A/ホラー/2025
11歳のジュリエットが、緩んだ床板に足の指をぶつけたとき、彼女は知らず知らずのうちに一連の不可解な出来事を引き起こしてしまう。
床の隙間から漏れ出す微かな物音と、奇妙な光。その輝きに好奇心をそそられ調査を始めたジュリエットだったが、やがて、身の毛もよだつような異世界の存在との遭遇に引きずり込まれていく。