2023 Global Spotlight Award ショートリスト第一弾発表!
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)は、1999年に本映画祭がスタートした6月4日を、2018年より「ショートフィルムの日」として記念日登録しています。
映画祭では、来年25周年の開催に向け、Global Spotlight Award(グローバル・スポットライト・アワード)の候補となるショートリストを今月より毎月発表してまいります。
Global Spotlight Awardは、時代の変遷とともに変わり続ける映像表現にアンテナをはり、世界の今を発信する作品、新たな可能性を一映画人として切り開き、世界とつながるショートフィルムを制作しているクリエイターを応援するアワードです。
2021年の第1回アワードには、その年のアカデミー賞実写短編部門を受賞したトラヴォン・フリー監督・脚本『Two Distant Strangers /隔たる世界の2人』(アメリカ)が、2022年第2回では、ティルダ・コブハム=ハーヴェイ監督およびデブ・ペタール監督の『Rovlobski/ロボロホスキー』が輝いています。
2023年第一弾となるGlobal Spotlight Awardショートリストには、モーガン・フリーマンがプロデュースおよびナレーションを担当する、アフリカ・ナイジェリアの若者たちが結成したクリエイター集団「Critics Compnay」のショートフィルム『Ogun Ola : War is Coming』、インドネシアの人気R&BシンガーNIKIが主演、音楽を担当する『But I’m letting go』の2作品が選定されました。
今後、ショートリストに選ばれた作品の中から、2023年6月4日にファイナリストが、同6月の映画祭アワードセレモニーでアワード受賞作品の発表が行われます。
★Critics Company “Ogun Ola : War is Coming”
Directed by Godwin Gaza Josiah
Produced by Morgan Freeman
ナイジェリアのカドゥナをベースに活動するクリエイター集団The Criticsによるショートフィルム。生意気なティーンエイジャーÓlaは自分が半神半人の生まれ変わりだと発見し予想もしない事件に巻き込まれていく。
★NIKI “But I’m Letting Go”
Directed by Isaac Ravishankara
インドネシアのミュージシャンNIKIことにニコール・ゼファーニャがほろ苦く切ない初恋の女性を卓越した演技で表現する。NIKIのアルバム「ニコール」の音楽にインスパイアされたストーリーは感動的で直感的な愛と喪失を描き、音楽は観るものにいつかの思い出を呼び起こす。