上映作品

 

 

 

  11:00~12:30 13:00~14:30 15:00~16:30 17:00~18:30 19:00~20:30
10月27日 A B C A B
10月28日 C A B C A
10月29日 B C A B C
10月30日 A   WS:14:00スタート~18:00(予定)※事前予約制

スーパースター 

萩原健太郎/日本/18:50/ドラマ/2011

敏子(櫻井淳子)の夢は韓流スターのジュノ様に会う事。韓国で行なわれるファンイベントに行くことになった敏子は、ひょんな事から出会った超無愛想な韓国人運転手のパク(キム・ウンス)と会場を目指すが、予想外の出来事が…。

日韓観光振興プロジェクト特別製作作品

中国野菜

河村勇樹/日本・フランス/25:00/ファンタジー/2010

単調な生活を繰り返す日々の中、正体不明の中国野菜を育てるはめになった夫婦が見つける小さな希望の光。

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2011 ジャパン部門優秀賞/東京都知事賞

(c)MEGUMI TAZAKI/UNIJAPAN

ふたつのウーテル 

田崎恵美/日本/15:00/ドラマ/2010

母を亡くした明里は、トラックに乗って自分を捨てた父の元へ向かう。 一方、その父親が築いた新しい家庭の長男、広太は家を飛び出していた。ばったり出くわした異母姉弟の曖昧で気まずい小さな旅が始まる。

カンヌ映画祭 2011 (フランス) 短編部門

Yayoi-March

西中拓史/日本

散らかった室内を片付けながら、弥生は携帯電話を操作している。
けれど、電話は繋がらない。
そんな時、テレビから流れた映像を見て、弥生は驚愕し走りだす。

西中拓史 

1987: Born in Okayama Prefecture岡山県生まれ。
2006: Enrolled in Osaka University of Arts, Visual Concept Planning Department.大阪芸術大学映像学科に入学。
2010: APE
在学中から、監督として短編や長編を制作する。
卒業制作「APE」が、なら国際映画祭をはじめ、清水映画祭、うえだ城下町映画祭、京都造形芸術大学映画祭などで、大賞や観客賞を受賞。
現在は都内にて、次回作を構想中。

FUTURE HOUSE

アリエル・ロッター/アルゼンチン

6人の子供達、ある週末。
ブエノスアイレスの郊外にたたずむ家。

アリエル・ロッター 

2001: Solo por Hoy /Only for Today(35mm、2001年、長編)
Asesina (ドキュメンタリー)
2007: El Otro /The Other (35mm、2007年、長編)
2007: Chaco(ドキュメンタリー、2007年)
Camino (35mm、短編)
2008: El Cuarto de al Lado (ドキュメンタリー、2008年)
2011: Acto de despedida (2011年、長編、製作過程)
2011: La Luz Incidente (2011年、長編、プリプロダクション)

希望の灯り

レスリー・キー/シンガポール

日本が3月11日の地震に襲われたその夕方、私は日本全体が奈落と絶望に支配されたのを見ました。恐れ、混乱、不安と悲しみに覆われた日々は続き、あらゆるTVやメディアから伝えられる悲観的なニュースを見ながら私は無力感に襲われていたように思います。
私はあの時に感じた、そして今でも現実と直面して言葉を無くしてしまうこの感覚を、一生忘れないでしょう。
けれど、私たちが生まれそしていつかは去っていくという事以外は、人生はいつも予測し得ないものなのです。
故に、私はこの短編の中にシンプルなメッセージを込めました。
闇がやってきた時、私たちは強くあり決して信じる事をやめてはいけない。私たちが人生の素晴らしさを示し、それを強く信じていれば、やがて希望の光は灯るのだ、という事を。

レスリー・キー 

1971年、シンガポール生まれ。
1997年、東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。
ファッション・広告・CDジャケットなどの撮影を中心に日本・ニュー ヨーク・アジア圏で活躍中。

余心

桃井かおり/日本

部屋で一人、ビデオメッセージを撮っていた女を激しい揺れが襲った。
突然の日常の分断。
時間差で、TVから現実が報道され始める数秒間に、
女はたまらなく恋しい人に気づく。 

桃井かおり 

2006: Faces of Fig Tree /無花果の顔
日本を代表する女優であり、初監督作品「無花果の顔」(2007)は20の国際映画祭に出品され、ベルリン国際映画祭NETPACK賞。
ウラジオストック国際映画祭最優秀監督賞、最優秀主演女優賞。
フリブール国際映画祭コンペティション部門特別賞。
フライングブルーム国際女性映画祭FIPRESCI賞など13の賞に輝いている。
また、「無花果の顔」以降、東京、上海、釜山、ウラジオストック、メキシコなど各国際映画祭審査員を務めることも多い。

ソー・ヨン・キム/韓国・アメリカ

ベルリンで生活していた今年、私たちは新しい家族の一員を授かった。
3.11 A Sense of Homeの為の作品の中に、私はこの新たな我が家の空気をとらえようと試みた。

ソー・ヨン・キム 

2006 : IN BETWEEN DAYS
2009 : TREELESS MOUNTAIN / 木のない山
2012 : FOR ELLEN(in post-production / 現在制作中)

水をやる

ウィスット・ポンニミット(タム君)/タイ

いつも家の庭と仲良く頼り合って暮らしてる男の人。ある日、家から離れないといけないことになった。庭の面倒をみる人がいなくて心配になった男の人は、家の外の広い空から「メッセージ」をもらって安心させてもらう。

ウィスット・ポンニミット(タム君)

1976年生まれ。「タイの芸大」シラパコーン大学デコラティブ・アート学部卒業。1998年にタイで「hesheit」シリーズでマンガ家デビュー。タイでは数少ないマンガ家となる。現地のミュージシャンのPVを制作し、自身もバンコクのインディーズシーンに欠かせない助っ人ドラマーとして音楽活動も行う。2003年から2006年神戸在住の後、現在バンコクを拠点に作品制作中。アニメーション上映とピアノギター演奏組み合わせたライブやイベントも行う。2009年「ヒーシーイットアクア」が文化庁メディア芸術祭マンガ部門奨励賞受賞。

“アナ、3分”

ビクトル・エリセ/スペイン

2011年8月6日。芝居が始まる前、舞台裏の控え室にいる女優。衣装とメイクは古典劇登場人物風。そこにアナウンスがかかる、“アナ、3分”と。それは彼女が舞台に立つまでに残された時間。
女優は座ってノートパソコンの画面を見つめる。そしてかかってきたビデオチャットに答え、まるでモノローグを始めたように話し続ける。3月11日に日本を襲った大地震について語り始め、その後に押し寄せてきた津波のこと、そしてそれらがどのような結果を招いたか。

ビクトル・エリセ 

1990: Apuntes 1990-2003Vídeo.
1992: El sol del membrillo
1996: Preguntas al atardecer/オムニバス映画「セレブレート シネマ 101/Celebrate CINEMA 101」の一部
2002: Alumbramiento /オムニバス映画「10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス」(Ten Minutes Older: The Trumpet)の一部
2005-07: Cartas a Abbas Kiarostami
2005: Memoria y sueño /(Memory and Dream) ビデオ、ドキュメンタリー・シリーズ、制作中
2006: La Morte Rouge

(c) 3.11 A Sense of Home Films