アーカイブ2017

Short Shorts Film Festival 2008

【祝祭】 米国アカデミー賞公認の映画祭も10歳の誕生日を迎えました!

1999年、日本の最新流行発信都市・原宿での誕生以来、日本発の国際短編映画祭として目覚しい成長を遂げてきた「ショートショート フィルムフェスティバル」が、今年は10周年、そして、2004年にスタートした「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」が5周年という記念すべき節目の年を迎えました。 今年もメイン会場として、ラフォーレミュージアム原宿に会場を統一。SSFFとSSFF ASIAの各プログラムを一挙上映。

また、ナショナルツアー横浜開催として、2008年2月に横浜・みなとみらいにオープンした、ショートフィルム専門常設ブティックシアター「ブリリア ショートショート シアター」でも同時開催されました。

ダイジェスト

 

アジア諸国のショートフィルムの魅力を伝え続けて、5年目突入!

2004年の発足以来、日本を含むアジア諸国のクリエイター支援を目指し、多くの秀作を紹介してきた「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」。2008年には遂に5年目に突入し、更なるアジア映像産業の底上げを目指して、チャイナプログラムや、アジアセミナーなどを展開。ウォン・カーウァイ、フルーツ・チャン、ユ・ジテ、河瀬直美、三池崇史など著名監督のショートフィルムもマエストロショートとして、記念の年に相応しいラインナップで一挙上映いたしました。

全国5都市12会場&メキシコ開催

日本国内の開催では、東京・横浜・那須・名古屋・大阪の全5都市12会場にて映画祭を実施しました。
今年は新会場として横浜・みなとみらいにオープンした、ブリリア ショートショート シアターがお目見え。東京開催と同時開催となり、更なるショートフィルム文化発展の足がかりとなりました。
また、9月4日~10日までメキシコシティーにて、今年3年目となる「ショートショート フィルムフェスティバル メキシコ 2008」が開催されました。

世界66カ国、約3000本の応募がありました

今年も世界中から約3000本もの応募作品が集まり、インターナショナル部門では15カ国/地域より48作品が入選、ストップ!温暖化部門では9カ国/地域より13作品が入選しました。


コンペティションプログラム

インターナショナル部門

世界15ヵ国/地域から集まった、日本未公開のショートフィルム48本をご紹介。
今年のインターナショナル部門は、例年にも増してハイレベルかつバラエティーに富んだ作品が揃い、昨年の6プログラムから7プログラムへと上映プログラム数を増やす結果となりました。
また今年は、Dior CHRISTALとのコラボレーションが実現。世界各国の女性監督を支援する「Dior CHRISTALプログラム」の特別招待作品として、「スパイダーマン」でお馴染みのハリウッド女優、キリスティン・ダンスト初監督、ウィノナ・ライダー主演作品を上映。

ストップ!温暖化部門

温暖化防止のための国民運動、チーム・マイナス6%(環境省)との連携により設立された新部門。
世界各国から、「温暖化」をテーマとした約300本もの応募がありました。
また表参道ヒルズにて、「ストップ!温暖化部門エキシビション」を無料イベントとして開催し、同部門ノミネート作品を一挙上映いたしました。また、特別招待作品として、レオナルド・ディカプリオ製作・ナレーションの「GLOBAL WARNING」も上映いたしました。

アジア インターナショナル部門

8カ国/地域より集められた、19作品をご紹介。
アジア諸国の映像美はさることながら、独自のメッセージ性を強く打ち出した作品が多く寄せられた2008年のラインナップ。またマエストロショート、そして特別招待作品として、ウォン・カーウァイ監督やフルーツ・チャン監督のショートフィルムを上映いたしました。

ジャパン部門

今年は例年にも増して、ハイレベルな戦いとなったジャパン部門。選りすぐりの14作品を上映。映画祭歴史上初の日本人監督のグランプリ受賞など、そのクオリティの高さを物語っています。
また、オフィシャルコンペティションへの入選を逃した作品の中でも、特に優秀な作品は「日本人監督奨励プログラムNEO Japan」(非コンペティション)として紹介。数多くの日本人監督作品を上映いたしました。

 

特別プログラム

オンライン部門 MSNビデオアワード

映画祭が10周年を迎えた2008年、MSNとのコラボレーションにより初のオンライン部門がスタート。「MSNビデオアワード」特設サイト(http://msnva.jp/)を設置し、オフィシャルコンペティション(インターナショナル/アジア インターナショナル/ジャパン)とストップ!温暖化部門の予告編を配信。映画祭の過去9年間の名作ショートフィルム合計24本も配信いたしました。
また、MSNビデオがサービスを開始した動画投稿機能Soapboxを活用したサイトとして、ユーザーからのショートフィルムも公募。投稿作品の中から、MSN編集部が優秀作品3作品を選考。5分以内の過去の名作12点とあわせ、ユーザー投票を実施。映画祭公式審査員の堀北真希さん、ショートフィルム界で大注目の中尾浩之監督、MSNエグゼクティブプロデューサーのショーン・チュウ氏が特別審査員となり優秀賞を決定。クリエイターと視聴者、双方が作り上げるオンラインならではの映画祭を実現しました。

Dior CHRISTALプログラム

Dior CHRISTALと映画祭とのコラボレーションにより、女性監督を特集するプログラムを新設しました。
また2008年度の応募作品(女性監督作品)から、厳選された『Dior CHRISTAL Award (ディオール クリスタル アワード)』ノミネート6作品と、特別招待作品「Welcome」(キリスティン・ダンスト初監督、ウィノナ・ライダー主演作品)を上映し、ノミネート作品の中から最優秀の1作品に「Dior CHRISTAL アワード」を進呈いたしました。

アカデミープログラム

毎年恒例、米国アカデミー賞お墨付きの洗練された作品ラインナップをお届けするのが、このアカデミープログラム。米国アカデミー賞公認短編映画祭として、そして若きクリエイターの登竜門的存在としての位置を確立している本映画祭では、過去にアカデミー賞ノミネートまたは受賞した作品を厳選してお届け。
2008年は、1996年度アカデミー賞短編実写部門受賞作「Duke of Groove」(トビー・マグワイア、ユマ・サーマン、キーファー・サザーランド出演)を含む珠玉の4作品を一挙上映いたしました。

マエストロショートショート

10周年を記念して、10人の豪華マエストロをご紹介。SSFFからは、アキ・カウリスマキ監督、ヴァンサン・カッセル監督、ウォルター・サレス監督、ロバート・ゼメキス監督、ジョージ・ルーカス監督の5人によるショートフィルムを上映。

ブラジルプログラム

2008年は日本人ブラジル移住100周年の年。この記念の年にちなみ、ブラジルの最新ショートフィルムをお届け。巨匠、ウォルター・サレスの秀逸のドキュメンタリーショートフィルム2作品を筆頭に、ブラジルを代表する2大映画祭、サン・パウロ国際短編映画祭とリオ・デ・ジャネイロ国際短編映画祭から、特別にセレクトした11作品を上映いたしました。

フランスプログラム

日仏交流150周年を記念して、笹川日仏財団のご協力のもと横浜開催限定プログラムとして開催。過去映画祭でご紹介した、選りすぐりのフランス作品7作品をご紹介しました。
また、3名の新鋭フランス人監督をお迎えしてのQ&Aも行われました。

「JUNO」特別試写会&トークイベント

映画祭とは縁の深い、ジェイソン・ライトマン監督最新作「JUNO」を日本での公開に先駆けて特別上映。同作品でアカデミー賞脚本賞を受賞した、ディアブロ・コディを迎えてのトークイベントも同時開催いたしました。

Biz-R featuring SSFF 10th Anniversary!~新進クリエイターがSSFFを"ドラマ"する!~

クリエイターオーディションサイト"Biz-R.net"(http://www.bizrnet.com/)とのコラボレーションにより、新進気鋭の映像クリエイターが「SSFF」をテーマにWEB-CFを制作、投稿。
カリスマCMディレクター、中島信也、クリエーターのFROGMAN、女優 街田しおん、松下奈緒をゲストに迎え、司会の別所哲也とのトークイベントを同時開催。観客は、携帯電話の特設携帯ウェブサイトから好きな作品に会場で投票し、最後には審査員特別賞、携帯電話の投票から決まる観客賞を決定いたしました。

R246 STORY

浅野忠信、中村獅童、須藤元気、VERBAL(m-flo)、ILMARI(RIP SLYME)、ユースケ・サンタマリアの錚々たる6人が「R246」をテーマにオムニバスショートフィルムを制作。この全6作品を、10周年記念特別招待作品として、SSFF & ASIA 2008にて世界プレミア上映いたしました。また、この一大プロジェクトの功績を讃え、話題賞を授与。
オープニングイベントでは、映画祭代表・別所哲也より6人の監督へそれぞれトロフィーが手渡されました。

マエストロショートショート

10周年を記念して、10人の豪華マエストロをご紹介。SSFF ASIAからは、ウォン・カーワァイ監督、河瀬直美監督、フルーツ・チャン監督、三池崇史監督、ユ・ジテ監督の5人によるショートフィルムを上映。

チャイナプログラム

2008年は北京五輪ということで、映画祭では中国をフィーチャーした作品を上映。
中国の次世代を担う若手クリエイターの作品 (コンペ対象外)ほか、マエストロ監督としてウォン・カーウァイ監督の秘蔵作品、フルーツ・チャン監督作品などを特別上映いたしました。

アジアセミナー

監督・俳優として、映画製作に真摯に取り組んできた韓国のユ・ジテ監督と、チャイナ プログラムのキュレーション協力を頂いた、映像制作、モバイル映画祭の運営等を手がける中国のZonbo Mediaからユアン・インティンさんをお迎えし、2カ国のフィルム事情を検証。ユ・ジテ監督の映画祭コンペティションノミネート作品『Out of My Intention』や、チャイナプログラムの作品を通して、アジア映画界についてのディスカッションを行いました。

韓国ミュージッククリップ

2004年から始まった恒例の大人気プログラム、KMC。
2008年は、韓国映画監督が撮りあげたMusic Videoの世界と題して、キム・キドク監督(「サマリア」)、チョン・ユンチョル監督(「マラソン」)、ミン・ビョンチョン監督(「ユリョン(幽 霊)」)の3監督の作品を特別上映。
さらに、Music Drama特集として、韓国の最新ミュージックシーンから、チャ・ウンテク監督作品(歌手:DAVICHI、主演は韓国のカリスマ的セクシー歌手、イ・ ヒョリと、人気女優のイ・ミヨン)、キム・ホンシク監督、(歌手:オ・ヒョンラン、人気俳優のイ・サンウ主演)他、豪華ラインナップでお届けしました。プログラミングと解説は、日韓音楽文化交流コーディネーターで、ラジオDJの古家正亨氏が担当。

ブラジルセミナー

「Madam Sata」で長編デビューを果たし、2008年度公式審査員を務めたカリン・アイヌー監督をお迎えして、ブラジル最新ショートフィルムの上映ほか、ブラジルの映像教育、ショートフィルム事情、そして現在のブラジル映画産業についてディスカッションを行いました。

日本人監督奨励プログラム NEO Japan

年々増え続ける応募数と共に、クオリティーも飛躍的に伸びてきている日本人監督作品。
2008年は激戦となったジャパン部門に惜しくも入選を果たせなかった、でもクオリティーも入選作に引けをとらない秀作を、本プログラムにて非コンペティションとしてご紹介。より多くの日本人監督作品を紹介したい、という想いが実現しました。

TOHOシネマズ六本木ヒルズ

2006年に引き続き6月6日と7日の2日間、TOHO CINEMAS 六本木ヒルズにてオールナイト上映が行われました。今年新たに開設された「日本人監督奨励プログラムNEO Japan」を始め、特別プログラムである「ブラジルプログラム」や「アカデミープログラム」を上映。遅い時間帯にも関わらず、会場は大いに盛り上がりました。

オープニングイベント

今年も記者発表を兼ねたオープニングイベントを、6月5日にラフォーレミュージアム原宿で開催。
2008年は10周年記念ということで、数々の豪華ラインナップをご紹介。またこれまでの映画祭の歩みや、今年の目玉を紹介する映像を流すなど、映画祭気運の高まる演出。今年の話題賞として「R246 STORY」が紹介され、この企画でメガフォンを取った映画人6名(浅野忠信、中村獅童、須藤元気、VERBAL(m-flo)、ILMARI(RIP SLYME)、ユースケ・サンタマリア)が出席。映画祭代表の別所哲也より、一人ずつ話題賞のトロフィーが贈られました。また一般も50名特別招待。

アワードセレモニー

アワードセレモニーを6月15日に開催。会場には、豪華審査員の面々を含む、約1700人のお客様が来場されました。多くのメディアが駆けつけ、レッドカーぺットも賑わいを見せました。過去の名作ショートフィルム上映をはさみつつ、各賞が発表されていき、映画祭初の日本人監督のグランプリ受賞に会場が興奮の渦に包まれました。

 

審査員

オフィシャルコンペティション公式審査員

カリン・アイヌー (映画監督)
大沢たかお (俳優)
奈良橋陽子 (キャスティングディレクター)
堀北真希 (女優)
宮本亜門 (演出家)

ストップ!温暖化部門公式審査員

押井守 (クリエイター)
土屋アンナ (女優)
中田英寿

オンライン部門

ショーン・チュウ (MSNエグゼクティブプロデューサー)
中尾浩之 (映画監督)
堀北真希 (女優) 
※オフィシャルコンペティション公式審査員兼任


アワード

グランプリ 『胡同の一日』鈴木勉 監督

【インターナショナル部門】

優秀賞 一日限りの仕事/ Rajeev Dassani
オーディエンスアワードおもちゃの国/ Jochen Alexander Freydank
FC東京学生審査員アワード バイバイ、ママ! / Ivan Shvedoff

【ストップ!温暖化部門】

優秀賞(環境大臣賞) 二つの氷山 / Alvaro Munoz
オーディエンスアワード サウナ / 西岡純也

【オンライン部門】

MSNビデオアワード HiBi-Chan / HiBi―PaPa

【アジア インターナショナル部門】

優秀賞/東京都知事賞 カラー・オブ・パラダイス / Jie Zhu
オーディエンスアワード あなたのそばに/ Ye-in Shin

【ジャパン部門】

優秀賞/東京都知事賞 胡同の一日 / 鈴木勉
オーディエンスアワード Your Sound / 奥田寛

スポンサーアワード

akasaka Sacas アワード Ra / Julien Sibre
J-WAVE アワード サウナ / 西岡純也
Dior CHRISTALアワード お父さんは正義の味方 / Nathalie Saugeon

その他のアワード

話題賞 R246 STORY / 浅野忠信、中村獅童、須藤元気、VERBAL(m-flo)、ILMARI (RIP SLYME)、ユースケ・サンタマリア
特別賞 ユ・ジテ(俳優)
ジェイソン・ライトマン(映画監督)
ダニエル・ダビッキ(プロデューサー)