アーカイブ2014

Short Shorts Film Festival 2014

Style of Cinema

5月30日(金)~6月15日(日)まで、東京(2会場)・横浜(1会場)を中心に開催。2014年は、世界110以上の国と地域から集まった約4,000本の作品の中から、選りすぐりの約200作品を一挙上映しました。 また“エンターテインメントをもっと身近に楽しもう”をキーワードに、一部のプレミアムイベントを除く会期中のプログラムを無料上映。

Short Shorts Film Festival & Asia 2014


ダイジェスト

LiLiCoからのメッセージ

フェスティバルアンバサダー

Lilico

全国3都市&海外開催

日本国内の開催では昨年に引き続き、東京・横浜の全2都市にて映画祭を実施。
また、大阪「ナレッジキャピタル」で今年は4日間に渡るSSFF & ASIA 大阪 2014を開催。
インターナショナルツアーとして9月4日~12日まで9回目となるメキシコシティーでの開催他、アジア諸国での基盤づくりとして2010年にスタートしたマレーシア開催も、11月に第4回目の開催。

世界114カ国、4660本の応募 オンライン応募スタート

SSFF & ASIA 2014開催に向け、世界公募となる作品募集のオンラインでの受付をスタート。

東京スカイツリー®特別ショートフィルム第2弾『ソラノネ』完成披露記者発表

東京スカイツリーにまつわるエピソードを一般に広く募集。全国から517件の応募があり、その中の1つを映画祭がプロデュースし映像化、監督には湘南乃風のPVなどを手掛ける中茎強氏を迎え、東京スカイツリー特別ショートフィルム第2弾『ソラノネ』として製作した。

5月22日に作品の完成披露記者発表が東京スカイツリー天望デッキフロア350にて行われた。

東京ショートフィルムプロジェクト/都知事表敬訪問

東京都とSSFF & ASIAが共催10周年を記念して、海外の方に「東京に行きたい!」と思ってもらえるようなショートフィルムを製作。

過去に映画祭のオフィシャルコンペティションで優秀賞を受賞した世界各国の監督の中から3人が選ばれ、それぞれの視点で東京の魅力を描いた。5月23日には東京都知事を表敬訪問し、作品の完成を報告。映画祭では3作品の上映および、トークイベントを実施。映画祭終了後は3作品9カ国語で配信。


コンペティションプログラム

インターナショナル部門

フランスやポーランドを筆頭に、ハイクオリティなアニメーション作品の応募数の多さが際立った本部門。
17カ国/地域から集まった3297作品から37作品を上映。
【特別上映】
『カステロ・カヴァンカンティ』ウェス・アンダーソン監督
『鼓動』ベン・ウィショー出演
『エッグ・トリック』イアン・マッケラン出演
『死の記憶』トム・ヒドルストン出演
『鎖』エミリア・クラーク出演

アジア インターナショナル部門

様々な世代の人間関係、家族愛、社会背景に翻弄される人間模様を描写した作品が中国や東南アジアから多く集まった本部門。9カ国/地域から集まった635作品のうち17作品を上映。

【特別上映】
『マリアとある男』エリック・マッティ監督
『人生は塞翁が馬』コ・ギョンビ出演

ジャパン部門

20 ~ 25分と比較的長めのドラマ作品の応募が多く、10分以下の短い作品またはアニメーション、エクスペリメンタル作品が少なかった印象の本部門。332作品から厳選された14作品を上映。

【特別上映】
『オー ルーシー!』桃井かおり主演 平柳敦子監督作品 (SSFF & ASIA 2012 グランプリ受賞) カンヌ映画祭2014シネフォンダシオン部門第2位
『ひもかわラブソディ』きりゅう映画祭特別製作作品
『KI・RYU』きりゅう映画祭特別製作作品
『動物の狩り方』能年玲奈出演 詳細

地球を救え!部門

“環境”をテーマとし“映像の力でメッセージを伝える”という観点から集められた117作品のうちアニメーションやドラマ作品などバラエティーに富んだ8作品を上映。

CG部門

CGの技術面だけでなく、ストーリー性やエンターテイメント性においても優れた作品が多く見受けられた本部門。31カ国より集まった227作品より22作品を上映。

ミュージックShort 部門

クリエイターの創造力が十分に発揮されたオリジナルミュージックShort作品他、国内外のレーベル一押しのPV作品を含む全35作品を上映。 また、UULAとShortShortsがコラボレーションし、音楽からインスパイアされ製作されたショートフィルム6作品も特別上映。


特別プログラム

アカデミー賞 プログラム

第86回(2014年)米国アカデミー賞受賞作品含む、ショートフィルムの醍醐味が味わえる6作品を上映。今年の受賞作品でもある『ヘリウム』も上映された。

カンヌプログラム

世界三大映画祭の一つであるカンヌ映画祭より、過去のパルムドール受賞作品を含む、珠玉のラインナップ6作品を上映。映画祭直前に終了した2014年カンヌ映画祭にて、奨励賞を受賞した、『イエス、ウィーラブ』も上映した。

クリエイターズセミナー

日本・スイス国交樹立150周年を記念し、スイス作品を特集。スイスフィルムズの協力により選りすぐりの7作品を上映。『パリム、パリム』の監督、『ローターの数奇な人生』のアシスタントディレクターが参加。

スイス特集

映画監督の原田眞人氏による、映像業界を目指すクリエイターを主な対象とした講義・セミナー。

フットボールプログラム

2014年ブラジルで開催された4年に一度のフットボールの祭典にちなみ、フットボールの魅力を感じることが出来るショートフィルムを世界中から集めた選りすぐりの6作品を上映。

ショートショートフットボールフィーバー

J-WAVE FOOTBALL FEVERと映画祭が、「ショートフィルムの日」に映画と音楽とサッカーのクロスオーバーイベントを開催。アーティストのandropがJ-WAVE FOOTBALL FEVER 2014テーマソング「Run」を発表した。

台湾・高雄映画祭 プログラム

台湾第二の都市・高雄で毎年開催される高雄映画祭とのコラボレーションも今年で4回目。魅力的かつ力強い台湾発のショートフィルム5作品を上映。上映会には、『コーヒーの嘘』の監督と主演女優が来場し、質疑応答に参加した。

韓国・アシアナ国際短編映画祭プログラム

2014年で12回目を迎えるアシアナ国際短編映画祭からの選りすぐりの5作品を上映。上映ラインナップには、昨年のアシアナ国際短編映画祭優秀賞の『Family』も上映した。

ショートストーリーなごや

才能の発掘・育成と、名古屋の隠れた魅力発信を目的とし製作された3作品を一般初公開。

日本人監督奨励プログラム

コンペティションの枠を超えて、日本人監督の作品を紹介する特別プログラム

第三回観光映像大賞×旅もじゃスペシャルイベント

第三回観光映像大賞に応募された全570作品の中から、ファイナリスト7作品を上映。動画投稿サイト「旅もじゃ」と連動し、ご当地キャラの登場や来場者へのお土産も配布。ご当地商品が当る抽選会も実施。

いばらきショートフィルム大賞

授賞式とノミネート作品上映 映像から生まれる茨城の魅力を国内外に発信する「いばらきショートフィルム大賞」(茨城県主催)に協力し、大賞の発表と最終選考に残った3作品の上映を行った。

フランス映画祭~短編作品集

フランス映画祭の「短編作品集」が、2014年はSSFF & ASIAに登場。次世代を担うフランス人監督作品6作品を上映。

東京ショートフィルムプロジェクト上映&トークイベント

東京都と映画祭が共催10周年を記念して製作したショートフィルム3作品の上映とトークイベントを実施。

FutureCity Yokohama Award ノミネート作品上映と授賞式

「環境未来都市・横浜」の普及啓発活動の一環として、環境配慮と先端技術による未来のまちやライフスタイルをイメージした6作品の上映と授賞式を行った。
FutureCity Yokohama Award:『言葉にできない』Andrea Giacomin 監督(アメリカ)

いばらきショートフィルム大賞

授賞式とノミネート作品上映 映像から生まれる茨城の魅力を国内外に発信する「いばらきショートフィルム大賞」(茨城県主催)に協力し、大賞の発表と最終選考に残った3作品の上映を行った。 いばらきショートフィルム大賞:『ストロボ』A.T 監督(日本)

オープニングセレモニー

オープニングセレモニーでは、今年のラインナップ紹介、各アワードやプロジェクトを発表。
これまでメディア向け発表会として一般公開されていなかった、本セレモニーを初めてイベントとして開催、大盛況の幕開けとなった。セレモニーでは、さらにUULA X ShortShorts 共同製作プロジェクトに参加した齊藤工氏と大橋トリオ氏によるトークイベント、クロージングパフォーマン スではLiLiCo氏による歌が披露された。

アワードセレモニー

今年の受賞作品を発表する、アワードセレモニーを6月9日にAiiA Theater Tokyoにて開催。各部門の審査員が一堂に会し、各部門の優秀賞が発表 されました。またオフィシャルコンペティション優秀賞3作品(インターナショナル部門 / アジア インターナショナル部門 / ジャパン部門)から、 アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象となるグランプリが発表。 そしてモエ・エ・シャンドン サポート のパーティーがセレモニー後に行われ、会場には映画界ととどまらず様々な分野で活躍するセレブリティが集結しました。


審査員

オフィシャルコンペティション公式審査員

石坂浩二(俳優)
北村龍平 (映画監督)
高梨臨(女優)
湊かなえ(小説家)
ローレンス・レイモンド(カンヌ映画祭監督週間 短編部門選考員)

地球を救え!部門審査員

安藤美姫(フィギュアスケーター)
大杉隼平 (写真家)
品川ヒロシ(芸人/映画監督)

CGアニメーション部門 公式審査員

荒牧伸志(映画監督/メカニカルデザイナー)
紀里谷和明(映画監督)
杉山知之 (デジタルハリウッド大学学長)


アワード

グランプリ 『ホールインワンを言わない女』Yosep Anggi Noen 監督
(インドネシア)

グランプリ :

インターナショナル部門

優秀賞 『サイの行進』 / Erik Schmitt 監督(ドイツ)

アジア インターナショナル部門

優秀賞・東京都知事賞 『 ホールインワンを言わない女』 / Yosep Anggi Noen 監督(インドネシア)

ジャパン

優秀賞・東京都知事賞『一秒で奏でる世界』 / 小寺和久監督 (日本)

地球を救え!部門

優秀賞(環境大臣賞) 『薪とカンタとじいじいと。』 / 八代健志 監督(日本 )
J-WAVE アワード 『凄く深~い話』 / Daniel Florêncio 監督(イギリス )

ミュージックShort部門 UULAアワード

『めちゃくちゃなステップで 』/ アベラヒデノブ(日本) 楽曲 「NOW!!!(2010ver.)」 アーティスト:クラムボン

ミュージックShort部門 シネマチックアワード

『半パン魂』 ZUMI 監督(日本) 楽曲 :半パン魂 アーティスト:ヒャダイン

モエ スター アワード

『二人の秘密』 / Susan Béjar 監督(スペイン)

CG部門 アニメーション部門

優秀賞『獣』 / Jeff Le Bars 監督 (フランス)

ベストアクター / ベストアクトレスアワード

インターナショナル部門ベストアクターアワード 『悪の連鎖』 / Joe Hursley
インターナショナル部門ベストアクトレスアワード 『アオバズク』 / Kayte Ferguson
アジア インターナショナル部門ベストアクターアワード『掃除屋』 / Zih-Yang Lin
アジア インターナショナル部門ベストアクトレスアワード 『生贄』 / Ku Junh Kao
ジャパン部門ベストアクターアワード 『はちきれそうだ』 / 白井哲也
ジャパン部門ベストアクトレスアワード 『平穏な日々、奇蹟の陽』 / 有村架純

オーディエンスアワード

インターナショナル部門『一本の電話』 / Mat Kirkby 監督(イギリス)
アジア インターナショナル部門『月が欠けゆく時』 / So-young Jung 監督(韓国)
ジャパン部門 『時ノカケラ』 / 真壁幸紀 監督(日本)

話題賞・特別賞

話題賞 市原隼人 /『Butterfly』