Short Shorts Film Festival & Asia 2019
Cinematic Attitude
米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (略称:SSFF & ASIA)は5月29日(水)~6月16日(日) まで東京7会場を中心に開催致しました。
2019年度は、世界120以上の国と地域から集まった1万本を超える作品の中から、選りすぐりの250作品を一挙上映しました。
2019年度の来場者数は、12,064人に加えオンライン会場では67,516人と、多くの方にご来場いただきました。 一部のプレミアムイベントを除く会期中のプログラムにて無料上映。たくさんの方にショートフィルムを楽しんでいただきました。
Cinematic Attitude
今年のテーマは、「Cinematic Attitude」。 映画祭20周年の節目を経て、新たなスタートをきる21年目のテーマは「Cinematic Attitude」。
映画祭のビジュアルに用いた、海外から伝わり日本で育まれたそれぞれ異なる文様には、成長、拡大、反映、繋がり、前進、芸能といった意味を込め、映画・映像の普遍的な力や、映画祭が発信していく多様性を表現しました。
今年、これまでグランプリ1作品であった米国アカデミー賞短編部門への推薦枠が、4作品に拡大することが認められました。
Short Shorts Film Festival & Asia 2019
ショートショート フィルムフェスティバル in ハリウッド
昨年の映画祭20周年を記念し、ロサンゼルスにて日本の様々な魅力を海外に発信するジャパン・ハウスとともに「ショートショート フィルム フェスティバル in ハリウッド」を開催。マスタークラスでは、河瀬直美監督による作品上映、「映画の可能性」をテーマに現地学生や関係者に向けてセミナーイベントを開催しました。さらにLDH JAPANとのコラボレーションプロジェクト「CINEMA FIGHTERS projecct」の第3弾製作を発表。2001年に本映画祭で観客賞を受賞し、ハリウッドで活躍中の映画監督のジェイソン・ライトマン氏へ名誉賞を授与しました。
秋の上映会
東京国際映画祭との提携企画。ショートフィルムの魅力を広めることと、若手映像作家の育成を目的に毎年開催しています。SSFF & ASIA 2019グランプリ受賞作品ほか世界中のショートフィルム。各種ゲストを招いたイベント・セミナーも開催。会場は東京都写真美術館 10月17日(木)- 20日(日)。上映プログラムはすべて無料での上映を行いました。
ダイジェスト
オープニングセレモニー
オープニングセレモニーでは、ラインナップ紹介、各アワードやプロジェクトを発表。審査員をはじめ各界の著名人が多数登壇し、華やかな幕開けとなりました。
ファミリーマート制作作品『ファミマを曲がれば私のおうち』発表
ファミリーマート全国約1万6千店舗で、実際にあったエピソードを実写化したファミマを曲がれば私のおうち』。このプロジェクトの発表がオープニングセレモニー内で行われ、株式会社ファミリーマート代表取締役社長 澤田貴司氏、鶴岡慧子監督、出演者の柳憂怜氏が登場しました。
LEXUS “CRAFTED”
LEXUS International レクサスブランドマネジメント部 Jマーケティング室 室長の沖野和雄氏が登壇し、LEXUSがライフスタイルブランドとして掲げるバリューである「CRAFTED」の精神を映像とともに紹介しました。
オープニングセレモニーアフターパーティー@INTERSECT BY LEXUS – TOKYO
映画祭オープニングセレモニーの後、「INTERSECT BY LEXUS - TOKYO」にて、アフターパーティーを開催。著名ゲストが多数参加し、映画祭幕開けにふさわしい華やかなパーティーとなりました。
SHORT FILM THEATER@INTERSECT BY LEXUS – TOKYO
“都市とつながり、人と人、人と車が交わる”テーマのもと、LEXUSのライフスタイルが体験できるブランド活動発信拠点、INTERSECT BY LEXUS – TOKYO。期間中世界のハイクオリティな作品を厳選して上映しました。
スペシャルスクリーニング&完成発表
オープニングスペシャルスクリーニングでは公開に先駆けて2作品を上映。主演のEXILE AKIRA、佐藤大樹が登壇し撮影中のエピソードや見どころを語りました。また、アワードセレモニー内では全ラインナップ5作品が発表され、監督・キャストが登壇、映画『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』として2019年秋公開と発表されました。
オンライン会場
本映画祭史上初の試みとして、オンライン上でショートフィルムを鑑賞できる「オンライン会場」をオープン。著名俳優・監督たちの作品や、「戦争と生きる力プログラム supported by 赤十字」「観光映像大賞」といったプログラムに加え、オンライン会場限定となる「チャイルドアクターズプログラム supported by テアトルアカデミー」「U-25プログラム supported by 日本セーフティー」等、全47作品を配信しました。
U-25プログラム supported by 日本セーフティー
将来有望な映像作家の活躍を応援すべく、日本人および国内在住の25歳までのクリエイターが制作した5分以下のショートフィルムを募集し、国内外から71作品が集結。夢に向かう若者の今をサポートする日本セーフティー株式会社協力のもと、輝く個性がギュッと詰まった瑞々しい14作品を一斉配信しました。
チャイルドアクターズプログラム supported by テアトルアカデミー
多くの才能を発掘・育成してきた総合芸能学院テアトルアカデミー協力のもと、子役の魅力あふれる作品にスポットを当てたプログラムとして6作品を配信しました。
コンペティションプログラム
https://www.shortshorts.org/2019/ja/program/
インターナショナル部門
アジアを除く世界各国から応募された5320作品より選出された、20の国と地域の36作品を上映。人権問題や社会問題に着目した作品から、近未来・非現実世界を見事に描いた作品など、バラエティ豊かにお届けしました。
アジアインターナショナル部門
日本を除いたアジア諸国から集まった1627作品の中から、11か国と地域の22作品をご紹介。今年のアジア作品は現在でも深刻な問題となっている人権問題や貧困問題に対して立ち上がる人々の強さを感じさせる作品や、ハイクオリティなコメディ作品、心温まる家族の物語など、様々なエンターテインメント作品を上映しました。
ジャパン部門
328の応募作品から19作品を選出。毎回新たな視点を発信するジャパンメイドの作品を紹介しています。今年は高齢化社会、国籍問題、虐待などを扱った重厚なドラマ・アニメーションや独特な個性が光るコメディ作品など幅広いジャンルの作品がノミネートされました。
地球を救え!部門 supported by リンレイ
地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーン」との連携により2008年に設立された「ストップ!温暖化部門」。2013年からは「地球を救え!部門」として生まれ変わり、温暖化だけでなく広く環境に関する作品を紹介してきました。そして2017年には快適な居住空間をクリエイトする企業、リンレイが本部門のスポンサーに就任。またJ-WAVEもこの部門に賛同し、J-WAVEリスナー審査員による「J-WAVEアワード」も選出されています。今年は81ヵ国から626作品の応募があり、その中からノミネート9作品(9か国)と特別上映作品1作品を加えた合計10作品が上映されました。
CGアニメーション部門
デジタルハリウッド株式会社とコラボレーションにより、9年目を迎える「CGアニメーション部門」。全世界73ヵ国より集まった747作品の中から繊細な描写が魅力の作品からエンターテイメント性の高いダイナミックな作品まで幅広いジャンルの12作品が上映されました。またデジタルハリウッドが主催する「デジタルフロンティアグランプリ2019」ベストCGアニメーション賞受賞作品や、第91回(2019)米国アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート作品も特別上映しました。
Cinematic Tokyo部門
2017年に新設され、多彩な「東京」の魅力を国内外に発信するショートフィルムを全世界から募集するコンペティション部門。撮影地が東京である作品だけでなく、「東京」を感じさせる題材や、思い出の「東京」、イマジネーションされた「東京」などのs買う品を対象としています。今年の映画祭では、世界50の国と地域から集まった280本の応募作品から選ばれた、6本のノミネート作品とTokyo Cine-magic特別制作作品『ホセのトーキョー夢物語』を上映しました。
ノンフィクション部門 supported by ヤフー株式会社
2018年より当映画祭20周年を記念し、国内外のノンフィクションショートフィルムを専門に集めた「ノンフィクション部門 supported by ヤフー株式会社」を新設。今年度より米国アカデミー賞推薦枠となった本部門では、82ヵ国から750作品の応募があり、特別上映作品2作品を加えた16作品を上映しました。
特別プログラム
Shibuya Diversity プログラム
渋谷区の基本構想、目指すのは“成熟した国際都市”、未来像は“ちがいをちからに変える街”。渋谷区とSSFF&ASIAが協力して、区基本構想の普及啓発活動の一環として、ダイバーシティとインクルージョンをイメージしたショートフィルムに「Shibuya Diversity Award」を進呈。本プログラムでは受賞作含むノミネート作品を一挙上映しました。
https://www.shortshorts.org/2019/ja/program/diversity.php
台湾・高雄映画祭プログラム
台湾第二の都市・高雄で開催されている、高雄映画祭(KFF)との8回目のコラボレーションプログラム。9回目を迎える今年は心温まる友情物語やスリラー作品など、幅広いジャンルの4作品を上映しました。
https://www.shortshorts.org/2019/ja/program/taiwan.php
戦争と生きる力 プログラム supported by 赤十字
世界各地では今この時も、戦争や様々な暴力が多くの人の人生を狂わせ、愛する人や平和な日常を奪っています。戦時下に暮らす人も、平和な国に住む私たちも、変わらず食卓を囲み、家族や友達と語り、恋人と大切な時間を過ごしています。住んでいる場所が違うだけ、生まれてきた国が違うだけで、生きるための営みは何も変わりません。第二次世界大戦の終結から70年を迎えた2015年に、赤十字国際委員会(ICRC)と立ち上げたこのプログラムも今年で5回目を迎え、引き続き、平和であることの意味やありがたみをみんなで考える機会を設けています。日本発の「思いやり・平和」の気持ちを、世界みんなの「生きる力」を支える原動力に変えたい思いで2プログラム(合計14作品)を上映しました。また、「オンライン会場」でもこのプログラムから選ばれた4作品が映画祭期間中に配信されました。
https://www.shortshorts.org/2019/ja/program/wp-1.php
韓国・アシアナ国際映画祭プログラム
今年で17年目を迎える韓国最大級のアシアナ国際短編映画祭より4作品を特別上映。セレクトされた作品はシリアスな時代劇やブラックユーモアを交えたアニメーションなどエンターテインメント性あふれた内容となりました。
https://www.shortshorts.org/2019/ja/program/korea.php
Ladies for Cinema Project
世界の女性フィルムメーカーを応援するプロジェクトとして、女性ならではの視点で描かれた力強い作品群を6か国から6作品を上映。女性が今よりもっと活躍できる環境づくりを応援する、「日経ウーマノミクス・プロジェクト」にサポートいただきました。
https://www.shortshorts.org/2019/ja/program/ladies.php
アンダーズ 東京 プログラム
今年でアンダーズ東京はホテル開業5周年、本映画祭とのコラボレーションは第5弾を迎えました。本会場では、アンダーズ 東京が大切にする「パーソナルスタイル(自分らしさ)」をキーワードにセレクトした作品を上映。さらに、5周年の特別イベント、アンダーズシネマ サロン@ルーフトップでは、地上247mのテラス会場(Andaz Tokyo Rooftop Terrace)で「ナイトピクニック」をテーマにセレクトした作品を1日限定で上映しました。
https://www.shortshorts.org/2019/ja/program/andaz-1.php
イベント・セミナー
第3回キテミル川越ショートフィルム大賞授賞式とノミネート作品上映
川越市内の魅力ある地域資源を発掘し、映像による発信を行うことを目的として、市内で撮影をおこなった映像作品を対象としたコンテスト「キテミル川越ショートフィルム大賞」(川越市主催/賞金60万円)に協力し、ノミネート3作品上映と大賞の発表を実施。審査員の松本蘭氏(ヴァイオリニスト)、井上博貴監督(第1回受賞者)、別所哲也が登壇しました。
https://www.shortshorts.org/2019/ja/program/kawagoe.php
チーム万力 presents ショートフィルムの未来地図 vol.2
俳優・写真家・映画監督とマルチに活躍する斉藤工が芸人・永野、ミュージシャン・俳優の金子ノブアキの個性的な3人の演者に映像ディレクターの清水康彦を加えた、映像制作プロジェクトチーム『チーム万力』による最新ショートフィルムを世界初公開。 イベントには斉藤工、永野、金子ノブアキ、メインキャストのSWAY、監督の清水康彦が登壇。今秋公開の長編映画『MANRIKI』をSSFF & ASIAのために1つの短編作品として再編集した特別作品、そしてSWAYを迎えた「チーム万力」の個性を凝縮した最新自主制作ショートフィルム『DEATH BIKE』などを上映。各作品の制作・撮影エピソードや長編『MANRIKI』について語りました。
https://www.shortshorts.org/2019/ja/program/manriki.php
クリエイターズセミナー
『リンダ、リンダ、リンダ』や『苦役列車』の山下敦弘監督がセミナーゲストとして登場。監督のキャリアを振り返り、作家性も温存させながら娯楽映画を作り続ける独自のスタイルや、これからの映画製作を語りました。
https://www.shortshorts.org/2019/ja/program/seminar.php
アワードセレモニー
今年の受賞作品を発表する、アワードセレモニーが6月16日(日)に明治神宮神宮会館にて開催されました。各部門の審査員が一堂に会し、各部門の優秀賞を発表。またオフィシャルコンペティション優秀賞3作品(インターナショナル部門 / アジア インターナショナル部門 / ジャパン部門)から、グランプリとして、ジョージ・ルーカスアワードが授与されました。
アワード
ジョージ・ルーカスアワード
(グランプリ)『見下ろすとそこに』Zhengfan Yang監督
インターナショナル部門 優秀賞
優秀賞 『兄弟愛』 Meryam JoobeurAndrea Brusa & Marco Scotuzzi 監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3422
アジア インターナショナル部門&都知事賞
優秀賞・東京都知事賞 『見下ろすとそこに』 Zhengfan Yang 監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3460
ジャパン部門
優秀賞・東京都知事賞『マイリトルゴート』見里朝希監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3605
ひかりTVアワード
『島のシーグラス』榊原有佑監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3608
オーディエンスアワード
インターナショナル部門『私の惑星』Valery Carnoy 監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3429
アジア インターナショナル部門『Aプラス』Behrang Mirzayi 監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3453
ジャパン部門『ある日本の絵描き少年』川尻将由監督
http://www.shortshorts.org/2018/prg/ja/2226
ベストアクター / ベストアクトレスアワード
インターナショナル部門ベストアクターアワード『頑固者』 スティーブン・ユァン
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3406
インターナショナル部門ベストアクトレスアワード 『向かいの窓』 マリア・ディッジア
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3425
アジア インターナショナル部門ベストアクターアワード『屋上のマジシャン』 ジェンシュオ・チェン
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3633
アジア インターナショナル部門ベストアクトレスアワード 『無風になびく髪』 サラ・ハシュミ
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3606
ジャパン部門ベストアクターアワード 『僕だけは知っている』 野上天翔
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3616
ジャパン部門ベストアクトレスアワード『ヒゲとレインコート』 芋生悠
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3451
ノンフィクション部門 supported by ヤフー株式会社
優秀賞 『ドゥルセ』Angello Faccini & Guille Isa監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3369
CGアニメーション部門
優秀賞 『観覧車』Carlos Baena監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3004
地球を救え!部門 supported by リンレイ
優秀賞(環境大臣賞) 『息が苦しい!』 Matthias Kreter & Max Breuer 監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3314
J-WAVEアワード『第四の壁』Dimitris Gkotsis 監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3319
Cinematic Tokyo部門
優秀賞&都知事賞 『ロブ』ハッサン海監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3335
U-25 supported by日本セーフティー
『デルージ』原清楓監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3076
ブックショートアワード
『シャフリヤールの昼と夜』里中徹(『アラビアン・ナイト』)
https://bookshorts.jp/2018winner
観光映像大賞
観光映像大賞(観光庁長官賞)宮崎日向市 『ヒュー!』日向でおじさんサーフィンデビュー~THREE OJISAN RELAX IN HYUGA~』
http://www.tabimoja.com/kankou8/
インターナショナル観光映像大賞 南アフリカ観光局『Meet South Africa. Bheki the Mbhaco Maker.』
http://www.tabimoja.com/kankou8/
Shibuya Diverisity アワード
『街角のワールドカップ』Vito Palmieri 監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3902
キテミル川越
ショートフィルム大賞『おわりはじまり』 一ノ瀬晶監督
https://www.shortshorts.org/2019/prg/ja/3987
審査員
オフィシャルコンペティション 公式審査員
安藤 桃子 (映画監督)
かたせ 梨乃 (女優)
ジーナ・デラバルカ (Show Me Shorts映画祭(ニュージーランド)・フェスティバルディレクター)
中江 有里 (女優・作家)
永瀬 正敏 (俳優)
https://www.shortshorts.org/2019/ja/award/official.php
地球を救え! 部門 supported by リンレイ 公式審査員
加藤 英明 (静岡大学教育学部講師/博士(農学))
冨永 愛 (モデル)
宮沢 和史 (シンガーソングライター)
https://www.shortshorts.org/2019/ja/award/earth.php
CGアニメーション部門 公式審査員
諏訪 道彦 (テレビプロデューサー)
とよた 真帆 (女優)
杉山 知之 (デジタルハリウッド大学 学長/工学博士)
https://www.shortshorts.org/2019/ja/award/cg.php
ノンフィクション部門 supported by ヤフー株式会社 公式審査員
原田 眞人 (映画監督)
ホラン 千秋 (キャスター・タレント)
水上 賢治 (映画ライター)
https://www.shortshorts.org/2019/ja/award/nonfiction.php
BRANDEDダイジェスト
Branded Shorts
従来のコミュニケーションプランニングだけでは、顧客とのエンゲージメント醸成が難しくなってきた時代。企業と顧客のコミュニケーションも大きく変化し、昨今、動画マーケティング に力を入れる企業が増加してきています。特にブランデッドムービーと呼ばれる映像は、「生活者にとっての価値(エンターテイメント性や有益性)」と「企業やブランド側からのメッセージや理念」を両立出来るコンテンツとして、海外では早くに注目を浴びてきましたが、国内でも動画マーケティングの進化と共に重要性が浸透してきました。 2016年、SSFF & ASIA ではこのブランデッドムービーを国際短編映画祭としての独自の基準を設けそれらの作品を集める公式部門「BRANDED SHORTS」を設立しました。
「Branded Shorts」では、海外の広告祭で話題になったブランデッドムービーをSSFF & ASIAが4つの視点(アイデア、ストーリーテリング、シネマチック、エモーショナル)を基にセレクトし、特集上映した他、国内外のゲストを招いて動画マーケティングに関するカンファレンスやイベントを実施しました。
https://www.shortshorts.org/2019/ja/branded/
審査員
【審査員長】犬童 一心 (映画監督/CMディレクター)
甲斐 さやか (映画監督)
高崎 卓馬 ((株)電通 エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター)
永井 聡 (映画監督)
長久 允 (映画監督)
長谷部 守彦 ((株)博報堂 エグゼクティブクリエイティブディレクター)
福部 明浩 (クリエイティブディレクター/ コピーライター)
山戸 結希 (映画監督)
Branded Shorts of the Year インターナショナルカテゴリー
インターナショナルカテゴリー 『22 AGAIN』| Javier Ruiz Caldera
Branded Shorts of the Year SUNRISE CineAD Award
ナショナルカテゴリー 『The Party Bus 好きだなんていわない』| 柳沢翔
ネスレシアターDAY - 珠玉のネスレシアター作品 & ゲストトーク
「ネスレ ウェルネス アンバサダー」をテーマに全5話で構成されたオリジナルブランデッドムービー『上田家の食卓』。監督、出演者を迎え企画背景や撮影秘話を語るトークイベントを開催しました。冒頭のオープニングトークでは、ネスレ日本株式会社 代表取締役 社長 兼 CEO 高岡浩三氏が登壇し、お客様一人ひとりに応じた健康習慣を提案する「ネスレ ウェルネス アンバサダー」の可能性と今後の展望、ブランデッドムービーの現在を語りました。また『上田家の食卓』の子役出演にご協力いただいた、テアトル東京アカデミー株式会社 代表取締役社長 白籏政道氏、テアトルアカデミー/アットプロダクション所属 鈴木福氏も登壇し、本作品をモデルケースとしたSSFF & ASIAとの今後の取り組みを発表しました。
授賞式と審査員トークセッション
審査員8名により選出された「Branded Shorts of the Year」インターナショナルカテゴリー/ナショナルカテゴリー、そして最もシネマチックな作品に贈られる「SUNRISE CineAD Award」の発表を行いました。授賞式の後は、すべてのノミネート作品を審査した審査員によるBRANDED SHORTS2019の総評。そして、それぞれの視点からブランデッドムービーの可能性などを語っていただきました。
バイオジェン・ジャパン製作SMA啓発ショートフィルム『Bon Voyage ボン・ボヤージ SMAの勇者ここに誕生』プレミアPRイベント神経難病の治療薬開発に特化したバイオテクノロジー製薬会社バイオジェンは、神経難病の一つである脊髄性筋萎縮症(SMA)の疾患啓発を目的としたショートフィルム『Bon Voyage ボン・ボヤージ SMAの勇者ここに誕生』を製作し、プレミアPRイベントを開催いたしました。