NEO PORTRAITS

心って、どこにあるんだろう。

NEO PORTRAITS / Introduction イントロダクション

米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)は、日本電信電話株式会社(NTT)と協力し、科学技術の革新と人間らしい生活の理想の共存の形をショートフィルムという形で世界中のクリエイター、オーディエンスと共に創作するプロジェクトを2022年に始動。
プロジェクトの第一歩として、SSFF & ASIA 2022にて国際カンファレンス「NTT presents 技術革新がもたらす未来を映像化するための国際カンファレンス feat. IOWN」を開催しました。 

「NTT presents 技術革新がもたらす未来を映像化するための国際カンファレンス feat. IOWN」の詳細はこちら

このカンファレンスから着想を得たショートフィルムの企画原案を世界中のクリエイターから募集。多数の応募から1原案(倉田健次氏の「ワット・ア・ワンダフル・ワールド」)が選ばれ、ショートフィルム「NEO PORTRAITS」が誕生しました。

NEO PORTRAITS

SFドラマ/19:51 / 2023
監督:GAZEBO キャスト:原田 琥之佑、納葉、おぎの きみ子、加瀬澤 拓未、菅野 貴夫、土屋 いくみ

あらすじ
日本の田舎の、すこし未来の話。
過疎化したこの町では、「最先端のテクノロジー」と 「いまだに変わらないもの」とが同居していた。
3ヶ月前に母を亡くした中学2年生のタクミは、 母の記憶から作られた対話できる遺影(電子アンドロイド)を まるで故人そのもののように扱う大人たちに不信感を抱いていた。
しかし、担任のハナ先生だけは他の大人たちと違っていた。

NEO PORTRAITS

Cast キャスト

原田 琥之佑

原田 琥之佑

役名:タクミ 2010年2月2日生まれ
東京都出身
映画
2022年「サバカン SABAKAN」金沢知樹監督(映画初出演・竹本健次役)
テレビ
2022年 月9ドラマ「PICU」(野口朔太役・フジテレビ)」

納葉

納葉

役名:大石ハナ先生1995年、神奈川県生まれ。早稲田大学入学を機に同大演劇研究会に入会、 それまでのサッカー人生から一転役者の道に進む。卒業後も主に小劇場で経験を重ね、劇団献身、iakuなど注目劇団の作品に出演。
近年では映像業界でも着実に活躍の幅を広げている。

おぎの きみ子

おぎの きみ子

役名:祖母1947 年 1 月 8 日生まれ 神奈川県出身
映画
「まなざし」 ト部史監督
「遺体 明日への十日間」 君塚良一監督
テレビ
「FINALCUT」(CX)
「流星ワゴン」(TBS)
「新警視庁捜査一課9係/シーズン3」
「遺留捜査」第5話老女役
「家族法廷」第1話老夫婦役 他
CM
「マルコメ料亭の味」タキ役の声

加瀬澤 拓未

加瀬澤 拓未

役名:学年主任1977年生まれ、千葉県出身 ノックス所属
近年の主な出演作
2020年
七転八倒!戸塚宿 日本テレビ
十六CH あずきんファミリー競争 WEB CM
美食探偵川明智五郎第5話 日本テレビ
2021年
はたらかないせんとうき 目次立樹 童話集
衛生 キョードー東京
2022年
逃亡医F 第3話 日本テレビ
初恋の悪魔 第1話 日本テレビ
閃光ばなし キョードー東京/TBS
この動画は再生できません テレビ神奈川

菅野 貴夫

菅野 貴夫

役名:父親 菅野貴夫 (カンノタカオ) フリー
1979年生まれ、神奈川出身・長野育ち。
明治大学在学中、演劇サークル「騒動舎」にて演劇に触れ、エチュード(即興)からシーンを作っていくスタイルに刺激を受ける。卒業後も小劇場で活動を続け、2009年「時間堂」に所属。2016年の解散までほぼ全ての公演に出演。解散後はフリーで活動を続けている。

近年の主な出演作
・舞台
JACROW『「闇の将軍」三部作』(2020年)
『鶏口牛後』(2021年)
明後日の方向 『赤目』(2020年)
『長い墓標の列』(2021年)

・映画
『マニブスの種』芦原健介監督(2021年)

土屋いくみ

土屋 いくみ

役名:母親1983年10月9日生まれ 愛知県出身
映画
「ブルーを笑えるその日まで」 監督:武田かりん (2023公開)
「餓鬼が笑う」 監督:平波亘 (2022)

テレビ
NHK「ヒロイン誕生!ドラマチックなオンナたち」 (2022)
フジテレビ ディノスいいものプレミアム (2021)
Eテレ「u & i」 (2019)
テレ東「怨み屋本舗Reboot」第2話 (2009)
NHK 「中学生日記 」  (2000)

CM
AKKODiS
JRA web
あんしん生命
キリン一番搾り

舞台
エリア51「カモメ」  作・演出:神保治暉  (2021)

Director / Writer / Editor 監督・脚本・編集

GAZEBO

GAZEBO

Director / Writer / Editor1978年・静岡県御殿場市出身 助監督・美術塗装スタッフ・制作などを経て、今は映画・広告映像・MVなどの演出をしている。 好きなものは大滝詠一・藤子不二雄・深夜アニメ・深夜ラジオ。

主な監督作
短編映画「Vtuber渚」(NETGEAR Japan) 文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 審査委員会推薦作品に選ばれたほか、国内映画祭でグランプリ含む16の賞を受賞
短編映画「AIM」(NETGEAR Japan)
SSFF & ASIA2022 Branded Shorts of the Year(ナショナル部門)を受賞したほか、国内外の映画祭で4つのグランプリを含む16の賞を受賞
短編映画「BEFORE/AFTER」
MIRRORLIAR FILMSの一篇として全国劇場公開されたほか、国内映画祭で4つの賞を受賞

予告編

メイキング映像

SSFF & ASIA 2022「NTT presents 技術革新がもたらす未来を映像化するための国際カンファレンス feat. IOWN」

NTTをはじめ、多くの企業がゲームチェンジの可能性を秘めた技術として期待する「IOWN」。
そのIOWNにより実現する社会と人々の生活を考えるNatural Society Lab、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭エグゼクティブプロデューサーや東京大学 先端科学技術研究センター 当事者研究 教授といった各分野の有識者、そしてSSFF & ASIAでグランプリ他受賞歴のある海外の監督陣に参加いただき、NTTが考える新しいテクノロジーと人間の生活の有機的な融合を起点としながら、科学と人間の関係性、そしてその映像化についてディスカッションしました。
カンファレンスの動画はこちらから視聴いただけます

 

IOWN (Innovative Optical and Wireless Network)構想とは

あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、多様性を受容できる豊かな社会を創るため、光を中心とした革新的技術を活用し、これまでのインフラの限界を超えた高速大容量通信ならびに膨大な計算リソース等を提供可能な、端末を含むコミュニケーション基盤の構想。
https://www.rd.ntt/iown/

企画原案紹介

原案者 : 倉田 健次(KURUWA.LLC)
原案タイトル : ワット・ア・ワンダフル・ワールド

倉田健次 / qurata kenji
映画監督、脚本家、アクティング・トレーナー。
2009年、全世界から受賞者が選出されるサンダンス映画祭「サンダンス・NHK国際映像作家賞」にて『彼女のSpeed』グランプリ受賞。
原作/監督/脚本を担当した短編映画『EVERYTIME WE SAY GOODBYE』、『ピカレスカ~Novela Picaresca~』が米国アカデミー賞公認・アジア最大の国際短編映画祭「SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA」にて2作連続のオーディエンスアワード受賞、また国内外の国際映画祭にてグランプリ等受賞。
2017年、連続ドラマ『ふたりモノローグ』シリーズ全話の監督/脚本担当。
2019年、長編映画『藍色少年少女~Indigo Children~』全国公開、短編映画『さよならドロシー』『Robin』発表。2021年、連続ドラマ『アイカツプラネット!』シリーズディレクター担当。 2022年、ダウンロード数750万を超える役者育成ゲーム『A3!』の長編映画化作品『MANKAI MOVIE“A3!”』、その2作品の監督と脚本を担当。前編『SPRING&SUMMER』、後編『AUTUMN&WINTER』が全国公開。

倉田健次 公式サイト
www.quratakenji.com

倉田健次

Comments コメント

映画監督 深田晃司

ヒューゴー・ガーンズバックの『ラルフ124C41+』がそうであったように、芸術家の空想はしばしば未来を予見し、見えざる手となって新たな社会へと人々の背中をそっと押す。ちょっとしたアイディアによって未来の日常を鮮やかに垣間見せてくれる『NEO PORTRAITS』もまた、私たちの背中をそっと押しているけど、その手は惑い不安に震えている。その震えにこそ表現の本質があるように思えました。

SSFF & ASIA アンバサダー LiLiCo

劇中の先生の考えは素晴らしい。
答えが欲しいのではなく、その人の考えが聞きたい。
これぞ世の中から欠け始めているもの。想像力は人を大きくする。
でも調べたら答えがすぐに出る今、考える力を失いかけてる。
話の中でどこかミスマッチだけど最先端の"電子アンドロイド"と"人"は共存している。いつかこんな未来になりますかね。
ディスカッションから生まれたこの作品を深く掘ってみると、今日、何をしたら良いのかが見えて来る気がします。驚きと感動、悲しみと希望。全てが詰まった1本。

映像・映画プロデューサー 深津修一

こういう切り口があったのか!!
チャットGPTが現実の生活を一変させるかもしれない現在、 我々はAIがもたらす現実とどう折り合いをつけるのか、何気ない日常を通してその問題の本質を見事に描いた作品でした。
この短編をベースに、ブローアップした長編劇映画を是非観てみたいですね!!

映画監督
ジェネヴィエーブ・クレイ・スミス/Genevieve Clay-Smith

“Neo Portraits”は どんな未来が待っている可能性があるか想像させる美しい撮影を孕んだ映画です。
感情に訴えかけ、 テクノロジーの進化が人々の生活にどんな影響を与えてることになるのか、 我々の思考を刺激する映画です。

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