Sustainable
Recovery Project
サステナブル・リカバリー プロジェクト

サステナブル・
リカバリー プロジェクトとは

令和4年、東京都と米国アカデミー賞公認 国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)」は、「サステナブル・リカバリー プロジェクト」事業をスタートしました。

これは、持続可能な都市の実現を目指す東京の街やそこで暮らす都民、街を訪れた観光客の様子等を映すショートフィルムを製作し、東京の多彩な魅力の一つとして国内外に発信する企画となります。製作した作品は、「SSFF & ASIA 2023」で配信・上映するほか、都の観光プロモーションにおける活用など、様々な機会を通じて発信してまいります。

また本事業により東京都とSSFF & ASIAは、これまでSSFF & ASIAが輩出してきた監督等の人材を活用して、国内外に東京の魅力を広く浸透させるとともに、映画祭受賞者の認知度向上による本映画祭の魅力向上、若手映像制作者の育成等を図ります。

令和5年度製作作品

紋の光

21:36 / 2024 / 日本

監督
安井 祥二
脚本
平井 紗夜子
キャスト
木村 文乃
岩本 樹起 中島 歩 前原 滉 マシュー・チョジック
柳原 可奈子 柴田 理恵
片岡 鶴太郎

優里は、息子・和真の図形好きを愛しつつも、集団の中でうまく過ごしていけるか心配になる。
ライターの仕事をしている優里は、江戸切子の取材に訪れる。取材中に出会った江戸切子の職人親子からの教えを通じ、和真を尊重し、その可能性を伸ばすことを考え始める。

  • 本編

  • メイキング

Castキャスト

木村 文乃

1987年10月19日生まれ、東京都出身。
映画『アダン』(06)のオーディションでヒロインデビュー。同年の『風のダドゥ』では主演を務める。
最近の主な出演作に映画「ザ・ファブル」シリーズ(19・21)、『LOVE LIFE』(22)、『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(23)など。ドラマ主演作にNHK朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』(12)、『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』(15/TBS)、『殺人分析班』シリーズ(15,16,19/WOWOW)、『サギデカ』(19/NHK)、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』(20)、『七人の秘書』(20/テレビ朝日)、『PICU 小児集中治療室』(22/フジテレビ)など。
Netflix映画『シティーハンター』が現在配信中。

岩本 樹起

2019年4月9日生まれ、大阪府出身。
2歳から子役の活動を開始。
ドラマ「VIVANT」では、主人公の幼少時代を演じ、現在は、テレビCM「パナソニックホームズ 60周年」にも出演中。
他、映画・CMなど幅広く活躍している。

中島 歩

1988年生まれ。舞台「黒蜥蜴」(13/美輪明宏)で俳優デビュー。
主な出演作に映画「グッド・ストライプス」(15/岨手由貴子)、「いとみち」(21/横浜聡子)、「偶然と想像」(21/濱口竜介)、Netflix「浅草キッド」(21/劇団ひとり)、「愛なのに」(22/城定秀夫)、「よだかの片想い」(22/安川有果)などがある。近年の出演作品には「おまえの罪を自白しろ」(水田伸生)、「サタデー・フィクション」(ロウ・イエ)、「ファンファーレ」(吉野竜平)、「違う惑星の変な恋人」(木村聡志)、「サイレントラブ」(内田英治)、「四月になれば彼女は」(山田智和)、などがある。

前原 滉

1992年11月20日生まれ、宮城県出身。事務所の養成所を経て2015年にデビュー。主な出演作に映画『あゝ荒野』(17/岸善幸監督)、『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』(21/池田暁監督)、『彼女来来』(21/山西竜矢監督)、『散歩時間〜その日を待ちながら〜』(22/戸田彬弘監 監督)、『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(23/渡辺一貴監督)、『沈黙の艦隊』(23/吉野耕平監督)、ドラマ「あなたの番です」(19/NTV)、「ユニコーンに乗って」(22/TBS)、「3年VR組」(23/KTV)、連続テレビ小説「らんまん」(23/NHK)、「ゆりあ先生の赤い糸」(23/EX)などがある。3月に舞台「リア王」(ショーン・ホームズ演出)の出演。

マシュー・チョジック

1980年アメリカ・コネチカット州生まれ。東京在住。
『世界まる見え!テレビ特捜部』でアメリカのエージェントとして
お馴染み。映画『獣道』(2017年)や『異動辞令は音楽隊』(2022年)等に出演し、タレント・俳優として活動しているほか、ライター、大学教員、出版社経営、映画監督など幅広い分野で活躍中。
2021年にプレミア上映された短編映画『トシエ・ザ・ニヒリスト』で映画監督デビュー。ニューヨーク国際短編映画祭でコメディ最優秀賞受賞など数々の国際映画祭でグランプリを獲得。エッセイ集『マシューの見てきた世界』(Pヴァイン)。

柳原 可奈子

お笑い芸人・タレント。『カリスマショップ店員』『総武線の女子高生』などの女子高生を中心にしたネタが話題を呼びブレイク。フジテレビ『今夜はナゾトレ』やNTV『嗚呼!みんなの動物園』、テレビ東京『THEカラオケ☆バトル』MCなど数多くのバラエティやCMに出演し活躍中。二児の母でもあり、自身のinstagramでは子育ての様子を発信し話題に。子育て世代からの注目も集まっている。

柴田 理恵

富山市八尾町出身。明治大学卒業後、東京ヴォードヴィルショーを経て、1984年6月に久本雅美等と劇団WAHAHA本舗を創立。過激でありながらも、ただひたすらに楽しい観客を巻き込んだステージが人気。劇団は今年40周年を迎え秋には全体公演を行う。公演以外にもバラエティからドラマ、映画、ラジオなど幅広い活動をしている。

片岡 鶴太郎

1954年東京西日暮里生まれ。
1972年片岡鶴八師匠に弟子入り。
3年後、東宝名人会 、浅草演芸場に出演。
その後 、バラエティー番組を足掛かりに広く大衆の人気者となる。
目下は幅広いキャラクターを演じられる役者として、ドラマ、映画、演劇に活躍中で、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめとし、数多くの賞を受賞。
また芸術家としての一面も持ち、画家としては、1995年に東京にて初の絵画展「とんぼのように」を開催。
2001年には、初の海外個展をパリにて開催、好評を博す。
2015年、書の芥川賞と言われる「第十回手島右卿賞」を受賞。
2023年、銀座もとじさんとのコラボレーション展覧会『片岡鶴太郎 男の粋を描く』。
今回、初めて手掛けた着物の羽織の裏地「額裏」限定15枚をデザイン、展示。
芸人にとどまらず、俳優、画家、プロボクサー、ヨーギーと多方面で活躍中。

Director監督

安井 祥二

株式会社びより代表
TVCMや企業のプロモーション映像を制作しながら映画制作を試みる。
「スイート」SSFF & ASIA 2023 ベストアクターアワード受賞
「からっぽのシュークリーム」SSFF & ASIA 2021 オーディエンスアワード受賞
他「つれづれ」など
今作はbird and insectとタッグを組んで制作する。

Locationロケ地紹介

隅田公園展望広場 (台東区)

隅田川沿いにある公園で、墨田区側の左岸は向島1、2、5丁目の面積約8万平方メートルの広さを誇る。春には屈指の桜の名所となり、夏には隅田川花火大会が行われる。公園内の庭園は水戸徳川邸内の池等、遺構を利用して造られている。関東大震災後で屋敷が全壊するまで代々ここに住んでいたと伝えられるが、その後隅田公園の区域に取り込まれ、日本庭園へ姿を変えた。

サンロード中の橋 (江東区)

1918年(大正7年)8月に堅川に架かる中の橋が落成し、に大嶋中之橋通共和会が誕生した歴史あるこの商店街は、300mの通り沿いに約100店舗が軒を連ね、さながら地域の台所。午後3時から午後8時までは、歩行者天国となり買い物客で賑わう。

桜橋(墨田区)

墨田区と台東区を結ぶ隅田川唯一の歩行者専用橋。隅田川の景色が一望できるほか、その名の通り両岸に咲き乱れる桜がとてもきれいに見えるポイント。

すみだ北斎美術館 (墨田区)

世界的な画家として評価の高い葛飾北斎は、本所割下水(現在の墨田区亀沢付近)で生まれたと言われており、90年の生涯のほとんどを区内で過ごしながら多くの作品を残した。そんな墨田区が誇る世界的な芸術家北斎の作品が楽しめる美術館である。
常設展では、北斎の生涯に沿ってその人物像や作品、「すみだ」との関わりなどを紹介するとともに、北斎が国内外に与えた様々な影響を紹介。また、企画展では、調査研究に基づく新しい北斎像を公開している。

Trailer予告編

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