SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2009

3日前に梅雨入りしたとは思えないほど、お天気に恵まれているSSFF2009後半戦。
土曜日の今日も、汗ばむほどの陽気に恵まれました。

本日最初のプログラムには、２名のゲストが駆けつけてくれました！
まずは、今年新設された「ベストアクターアワード」受賞の呼び声も高い、「BUddies」の主演、Pier Paquetteさんの登場です。
家も仕事も家族も失い、パペットのフーキーだけが唯一の友人、というホームレスの男性を熱演したPierさん。パペットを使った素晴らしい演技は、観客のみなさんに大きな感動を与えたようで、Pierさんが登場すると大きな拍手が起こりました。
客席からはさっそく「パペットを使っての演技は、この作品のために練習をしたのですか？　それとも個人的な趣味？」という質問が。
Pierさんは「私は映画、テレビ、ラジオなどで役者の仕事を続けてきました。その中で、カナダ版セサミストリートでの仕事もするようになったんです。
パペットの仕事とふだんの役者の仕事を合わせたら、今回のような作品になりました」と回答。
なるほど！　セサミストリートとくれば、パペットのプロ中のプロ。道理でフーキーと主人公の掛け合いがあれだけ素晴らしかったわけですね。

陽気なパペットと孤独な主人公の対比を見事に演じたPierさん。今後のお仕事の予定をうかがうと、
「現在、モントリオールでテレビのシリーズを撮影中です。３年目に突入する連続ドラマで、僕が演じているのは弁護士の男性ですが、徐々に女性に変わっていくという役なんです。
それから９月から始まるシリーズでは、幼児性愛者を演じます。すごくグレーゾーンな話しですね」という答えが返ってきました。
さすが、個性的な役ばかり。ぜひ見てみたいものです！