本日最後の回は、スペシャル企画!
元サンダンス映画祭ショートフィルム部門プログラマーで、今年のSSFFの審査員でもあるロベルタ・マリー・モンローさんが、“ショートフィルム制作でやってはいけないこと”を特別講義してくれました。
映画の勉強をしているらしき若い世代を中心に満席となった会場には、今回の映画祭に出品している来日フィルムメーカーたちの姿も。みんな映画祭の選考委員から“選ばれるショートフィルム”のコツが直接聞けるとあって、興味シンシンです。
「もっとも面白くないショートフィルムというのは、長編映画のように<オープニング>、<中盤>、<エンディング>という3つのパートをむりやりショートフィルムに入れようとしているもの。
ショートフィルムは、たとえば村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」や「おくりびと」を12分で作れというものではないのですから、あまりプレッシャーを感じずに、自分のオリジナルの構成を考えてほしいんです。」
「みんなサンダンスのような大きな映画祭にばかり出したがりますが、サンダンスは年間5,500本以上の応募作品が集まり、その中から選ばれるのはたった80本ぐらい。入選の確率は2%以下です。サンダンスでなくても、映画祭は1,000以上あります。どんな小さな映画祭でも、何かしら賞を取れば新たな役者やクルーを呼べる可能性も広がるし、映画祭に集まるプロデューサーも注目します。だから小さな映画祭でも積極的に出品すること。
それともちろん、フェイスブックやマイスペースなど、ネットも利用して、自分の作品を口コミで広げること。」
ロベルタさんのお話はとても明確で、映画監督を目指すクリエイターたちにとってすぐに役立つアドバイスばかりです。
観客のみなさんは、熱心にメモを取りながら聞き入っていました。
元サンダンス映画祭ショートフィルム部門プログラマーで、今年のSSFFの審査員でもあるロベルタ・マリー・モンローさんが、“ショートフィルム制作でやってはいけないこと”を特別講義してくれました。
映画の勉強をしているらしき若い世代を中心に満席となった会場には、今回の映画祭に出品している来日フィルムメーカーたちの姿も。みんな映画祭の選考委員から“選ばれるショートフィルム”のコツが直接聞けるとあって、興味シンシンです。
「もっとも面白くないショートフィルムというのは、長編映画のように<オープニング>、<中盤>、<エンディング>という3つのパートをむりやりショートフィルムに入れようとしているもの。
ショートフィルムは、たとえば村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」や「おくりびと」を12分で作れというものではないのですから、あまりプレッシャーを感じずに、自分のオリジナルの構成を考えてほしいんです。」
「みんなサンダンスのような大きな映画祭にばかり出したがりますが、サンダンスは年間5,500本以上の応募作品が集まり、その中から選ばれるのはたった80本ぐらい。入選の確率は2%以下です。サンダンスでなくても、映画祭は1,000以上あります。どんな小さな映画祭でも、何かしら賞を取れば新たな役者やクルーを呼べる可能性も広がるし、映画祭に集まるプロデューサーも注目します。だから小さな映画祭でも積極的に出品すること。
それともちろん、フェイスブックやマイスペースなど、ネットも利用して、自分の作品を口コミで広げること。」
ロベルタさんのお話はとても明確で、映画監督を目指すクリエイターたちにとってすぐに役立つアドバイスばかりです。
観客のみなさんは、熱心にメモを取りながら聞き入っていました。
『ショートフィルム制作でやってはいけないこと』はロベルタさんが2年かけて書きあげた著書のタイトルでもあります
熱心にメモをとる観客の方々
約100分の特別講義、たいへんお疲れ様でした!