AJ-Fプログラムは引き続き、「Who is it」のSe-kyoung Jang監督、
「A LITTLE STEP」の中村哲平監督と 主演の伊原剛志さんからお話を伺います。
「Who is it」は人間の両面性を描いたという、不思議な作品。
少年の家へ、ある日 電気屋だと名乗る男が現れます。
Se-kyoung Jang監督は
「人の寂しさは、劇中の<男>だけの問題ではなく、人間すべての両面性だと思う。そういった部分を描きたかったんです」とのことで、製作期間が撮影2日、編集に15日、計3週間で仕上げたという意欲作でした。
「A LITTLE STEP」は俳優の伊原剛志さんが企画・脚本・総指揮も務めたとのことで、やはりというか さすがというか、女性のお客さんから質問が相次ぎます。
劇中の闊達な英語については
「英語はしゃべれますか?」という可愛らしい質問もあがります。
伊原さんは、
映画「硫黄島からの手紙」の後から英語を練習しはじめて、ちょうどその頃から映画を一本作ろうと思っていました。その実験として本作ができたのだけど、今、僕が構想を持っている映画自体は、ちょうどこのショートフィルムの続編。本作の“それからあとのこと”になります」
大人への一歩、大人としての一歩。
そんなことを考えさせられる本作の続編は、ぜひ観てみたいところ。
伊原ファンの皆様、要チェックですぞ!
「Who is it」のSe-kyoung Jang監督
「A LITTLE STEP」の中村哲平監督(左)、 主演の伊原剛志さん(右)