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6月17日ブリリアショートショートシアター@横浜

2016年06月18日

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今日の始まりは、インターナショナル部門1

明るい笑顔が印象的な宮崎光代監督にお越しいただきました!

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横浜にお越しいただくのは2回目ですが、今回は監督お一人だったため、前回よりたくさんのお話をお聞きすることができました。 今回の作品”Where We Begin”は、メインの3人以外は、すべてボランティアの学生やダンサーに支えられてできた作品であることや、台風が上陸する中撮影に挑んだことなど、制作の裏話も。会場からは、台詞がなく踊りとBGMで展開する構成について、BGMがあっての撮影だったのか、あとからBGMをのせたのか、という質問が。踊りもあるため、BGMを選んでから撮影に挑んだということですが、その出会いが思いがけない出会いであったこと、また”Where We Begin”という題名も曲名からとったものだということを話してくださいました。 永遠の愛、戦争、人類の調和。さまざまなメッセージがつまったショートです。

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続いて上映されたのは、戦争と”生きる力”プログラム supported by 赤十字1 「生きる力」について考えるこのプログラムは、観終わると戦場や戦闘シーンがいずれの作品にも描かれていないことに気付かされます。それは、戦争がいかに戦場”外”に影響を与えるかということを静かに教えてくれています。戦争が起きていない場所でも、決して他人ごとではない。生きる力とはなにか、考えるきっかけになれば幸いです。

そして、東南アジアプログラムには、ベトナムから「ネコとオレンジの種」のNguyen Le Hoang Viet監督と、ブルネイから「時間」のAznniel Yunus監督にお越しいただきました。

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全身が不自由になってしまった夫と、献身的に寄り添う妻を、美しく静かに描いたViet監督(写真・中央)にとって、オレンジは命のシンボルとのこと。作中には、オレンジの種が各シーンに散りばめられていますが、それが何を意味するのか、私たちスタッフ内でもいろいろな意見が出ましたが、観た人それぞれに考えてもらえればと監督は話していました。

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時間の大切さを伝えたかったというYunus監督には、「モスクの前で”I Love You”と恋人たちが言うシーンがあるが、国や宗教的にどうなのですか?」という質問が。ブルネイは人口のほとんどがイスラム教徒というですが、教えに対して比較的寛容であり、若い人たちの中には言葉に出して伝えたい人たちも多いという現実をお話してくださいました。

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また、映像業界の現状については、両国とも今はハリウッド映画など海外作品の上映が主であるということですが、国内の製作活動も少しずつ増えてきていて、前例がないからこそ新しいチャンレンジをしていきたいと意欲を語ってくださいました。ベトナムとブルネイの映像業界をこれから牽引していただくためにも、両監督に日本からもたくさんのエールを送りましょう!

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