ついにSSFF & ASIA 2021のリアル会場での上映がスタートした6/12!
表参道ヒルズSpace O では、アジアインターナショナル&ジャパンプログラム1、インターナショナルプログラム1、アジアインターナショナル&ジャパンプログラム2の上映が行われました。
13:30~のアジアインターナショナル&ジャパンプログラム1のゲストとしてまず登壇したのは、『4人のあいだで』の中村真夕監督と、キャストの草野康太さん、菜葉菜さんのお三方!
コロナ渦における撮影に対する戸惑いや初めての経験について、また逆に短時間で少人数で撮ることの良さについてなどを伺い、中村監督からは本作品の制作に至った経緯と「孤独と人とのつながり」をテーマにしたことについてお話しいただきました。
草野さんからは対面で共に映画を作ることの重要性を再認識されたことと、ショートフィルムのこれからの可能性について、そして菜葉菜さんからは映画が観客に届けられることの大切さについてお話しいただきました。最後にこの作品がシリーズ化するかもしれないということも監督から発表があり、これからの続編にも期待が高まります。
続き『願いのカクテル』からは川上信也監督、キャストの辻千恵さんが登壇!
お二人は辻さんが川上監督の『桃の缶詰』に出演した以来の2度目のタッグで、辻さんからは脚本に対する思いや作品を会場で再鑑賞した感想をお伺いしました。
辻さんは本作品で國村隼さんが演じる主人公の娘役としての出演で、撮影中の國村さんとのエピソードについて話されました。川上監督からは本作品がどの世代の人にも響くような作品作りを意識したことについてや、コロナが終息して今まで通りの生活ができるようになることへの希望をお伺いしました。
17:50~はアジア インターナショナル&ジャパンプログラム2を上映!
『20dB』からは主演の久保田紗友さん、西山裕之監督、百々新撮影監督が登壇!
西山監督は20年以上映像を作り続けてきたベテランですが、今回が初の映画監督作品。セリフを排するとともに音で表現する作品にしたのは、海外にも通じるようにするためと語る監督に対し、百々撮影監督は五感としてどう捉えるかが課題だったと苦労を語り、主演の久保田さんは「音の中で自然体になれた。撮影地は違うが北海道の地元の記憶を思い出した」と、今回の演技について語られました。
そして『演じる女』からはガレッジセールのゴリとしてコメディアンの顔も持つ照屋年之監督が登壇!
毎年定期的に映画を撮り続け、既に監督作品が10本を超える照屋監督。
主演の満島ひかりさんをどうオファーしたのかという問いに、「ダメもとでオファーしたけど受けてくれた。理由を聞いたら、『洗骨』という作品を撮った時に出ていただいた奥田瑛二さんから『あいつの映画は良いから出た方がよいぞ』と聞いていたんだそうです。」と、監督を続けてきたことによる縁についてなどを語られました。
Space O@表参道会場は、6/14(月)まで上映中です!
ぜひ大きなスクリーンでショートフィルムをご覧ください。