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クリエイターズセミナー:「ニューロサイエンス×AI×ショートフィルムの未来」最先端技術がもたらす新たな映画制作の可能性
2022.04.28
「ニューロサイエンス×AI×ショートフィルムの未来」最先端技術がもたらす新たな映画制作の可能性
今年は映画祭テーマ「Meta Cinema~超える・見つける・始まる」と連動し、最先端技術がもたらす新たな映画制作の可能性を探ります。 第一部は「ニューロサイエンスによる映像評価~生体データによる映画作品分析について」。ショートフィルム視聴中の脳波・視線等の生体データを総合的に分析し、クリエイティブに活かします。分析により映画のストーリーや画面の構成にどんな影響を与えるのかなど、実際に、ショートフィルムを視聴して検証し、その活用の可能性を議論します。第二部は「ストーリー生成AI〜人工知能により生成される脚本について」 AIの技術がどう、脚本作りをサポートしてくれるか、研究者が解説。一つのストーリー案ではなく、AIがいくつかのパターンを提案するなど、人間(脚本家)のクリエイティブを奪うのでなく、効率的に脚本家にとってもいい環境、いい作品(ストーリー構築)を目指します。また、AIが映画産業にもたらす未来予想図を話して頂きます。
■クリエイターズセミナーをご視聴する皆様へ
セミナー内で分析する2本のショートフィルムの事前視聴をお勧めします。
第一部:「しゃぶしゃぶスピリット」URL:https://youtu.be/ilmx0EesGZc
第二部:「少年、何かが発芽する」URL:https://shortshorts.org/2022/program/aj/aj-4/boy-sprouted/
Guests
ゲスト
第一部:福島誠
【プロフィール】
デロイトアナリティクスR&D、マネージャー
2008年米国シカゴ大学にて博士号(Ph.D.)取得。日米の研究機関において脳神経科学分野の研究者として基礎研究に従事。その後、民間企業に活動の場を移し、外資系企業において、脳科学の手法を応用したマーケットリサーチの業務に従事。現在は有限責任監査法人トーマツ、デロイトアナリティクスR&Dにおいてニューロテクノロジー領域の研究開発活動をリード。主な専門領域はシステム神経科学、神経生理学。ドイツDeloitte Neuroscience Institute International Colleague、理化学研究所客員研究員、北米神経科学学会会員。学術論文出版のほか、訳書に「コンシューマーニューロサイエンス―神経科学に基づく消費者理解とマーケティングリサーチ― 」がある。
第二部:松原仁
【プロフィール】
東京大学 次世代知能科学研究センター 教授
1959年東京生まれ。1986年東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。
工学博士。同年電子技術総合研究所入所。2000年公立はこだて未来大学教授。
2020年東京大学次世代知能科学研究センター教授。元人工知能学会会長。専門は人工知能。著書に、「鉄腕アトムは実現できるか」、「先を読む頭脳」、「AIに心は宿るのか」など。
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