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【イベントレポート】VR空間「DOOR™」シアターsupported by NTTに 別所哲也とLiLiCoさんがアバターで登場! 6月4日(土)ショートフィルムの日にトークショーを開催
2022.06.07
SSFF&ASIAは、6月7日~スタートする2022年の開催に先駆け、6月4日(土)のショートフィルムの日に、映画祭代表の別所哲也と、映画祭アンバサダーのLiLiCoさんによるトークイベントを開催いたしました。
会場はVR空間内に開設している映画祭特設会場「DOOR™」シアターsupported by NTT。
特設ステージに現れたのは、リアルにLIVE出演するモニター画面のヘッドと、スーツを着たボディの、リアルとバーチャルを融合したアバター。
20名限定で行われた本イベントには、アバターになるのは初めてという方も多かった一般応募者とメディアが参加。
特設ステージが作られたルームを探索しながら着席したり、ステージに上がってみたりと、バーチャルのイベント会場を体験しました。
ステージには、分身ロボットのOriHime-Dもイベントのサポーターとして登壇。OriHime-Dパイロットのイトさんが、オリィ研究所が提供する
障がい者就労支援サービスを通じて、DOOR™内でアバターでの案内業務を行っていることを紹介。
イトさんは、「病気になり家から出られないときに、体や場所、時間を気にせず、また、見た目の先入観なく自由に行動できる」として、アバターでのコミュニケーションのすばらしさを説明しました。
アナザーライフを実現するバーチャル空間やアバターで、どんな体験をしてみたいかと聞かれたLiLiCoさんは、「男性になってみたい」「宇宙を体験してみたい」と回答。別所は「トム・クルーズの乗る『トップ・ガン』の飛行機になりたい」「魚になって海を泳いでみたい」と盛り上がりました。
今年の映画祭テーマ「Meta Cinema」で体験できるAI脚本家によるショートフィルムや脳波分析をどう映像表現に活かせるかを探るセミナーイベントなどの見どころが紹介されると、別所は、「クリエイターもシネフィルも、有名・無名に関わらず一緒につながれるのが映画祭。それがバーチャル空間やアバターでの交流も可能となると、もう言語の壁も距離や時間の壁もなくなる」として、無限大の可能性に期待を寄せました。
LiLiCoさんにとっての「Meta Cinema」は、「もう一人の自分が表現されることで、自分自身を再発見し、超えることではないか」と話し、
「全世界の人がこうしたバーチャル空間に集まって、「この作品はどうだった」と皆で話し合えるのは、長編映画や映画館ではなかなか成しえないこと」として新しい映画祭の形について語りました。
イベント参加者と登壇者との記念写真後、は、DOOR™シアターの感想を参加者からもお聞きしました。
「初めてアバターになった。未来が拓けるなと思った」「リアルで面と向かっては話せないことも、バーチャル空間やアバターだと話しやすい」など、初体験の感覚を楽しむ声がありました。
https://door.ntt/JZQpuje/ssffa2022
イベント最後には、現在「DOOR™シアター」 supported by NTTで配信中のショートフィルム 『幸運なマーク / Good Luck Marc』やVRショートフィルム『Clap』の見どころを紹介。バーチャル空間ならではの、拍手やハートのマークが参加者からも送られ、「遠くても見られる映画祭。作品ごとに全く異なる魅力を持つショートフィルムをぜひ見に遊びに来てください」とアンバサダーLiLiCoさんの言葉でイベントを終了しました。
なお、本イベントの模様はSSFF & ASIA YouTubeチャンネルより、アーカイブ配信いたします。