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【6/21 Wed 会場レポート】ユーロライブ 会場!
2023.06.22
昨年に引き続き渋谷ユーロライブでの上映!
1つ目のプログラムは期待の若手日本人監督作品を紹介するNEO JAPANプログラム。
『NEW GENERATION/新世代』からは三重野広帆監督、撮影監督の岩倉具輝さん、キャストの上田操さんと日中泰景さんが登場。
キャストの上田さんは本作が映画初主演。ホラー作品の経験もなく、特殊メイクの付け外し含め思っている以上に多くの人が部活のように気合で動いて制作する現場の様子に驚いたというエピソードを披露。
『ワンピースを着ていなくても』からは中山佳香監督、キャストの服部樹咲さん、稲垣政成さん、福室莉音さんが参加。友情と性を扱った本作は監督の学生時代や知人の経験から着想をえて制作された作品。現実世界で同じような体験をされている方には背中を押すような作品に、そうでない方には気づきを与えるような作品であってほしいという言葉が印象的でした。
最後に『How far』の学生監督、古怒田遥さんが登壇。本作は大学の授業で制作した作品。脚本家である父親の背中を見て自分もクリエイティブの中心にいたいと監督を志望した古怒田さん。上京して入った大学から美大に入りなおし、久しぶりに地元に帰省した際に友人に言われた「またな」という言葉が印象に残り本作を作ったそうです。現在は卒業制作の短編を準備中とのこと、次回作も楽しみです!
<NEO JAPANプログラム Q&Aの様子>
https://www.youtube.com/live/d0AQqWzETnA?feature=share
続いて今年の映画祭テーマ「UNLOCK 解き放て!」にちなんだ特別プログラムを上映。本プログラムでは新しいコミュニケーションの形、文化の融合、デジタルアイデンティティ、テクノロジーとの共存など、アフターコロナの新時代の世界を描く独創的で斬新な作品がセレクトされており、その中から完全リモートで制作された日韓合作『瞬間移動』の苗加奈那監督とクォン・オヨン監督がQ&Aに登壇。もともと社会学やフェミニズムに関心のあった苗加監督とドキュメンタリー映画制作を学んでいるクォン・オヨン監督を含めた4名が2年前の韓国DMZドキュメンタリー映画祭のオンラインワークショップにて出会い、そこからオンラインだけで本作を制作。実際に対面したのは作品完成後の昨年10月に開催されたDMZドキュメンタリー映画祭だったそうで、コロナ禍ならではの制作エピソードを話して頂きました!
<Unlock-飛び込め 新しい世界へ–プログラム Q&Aの様子>