2005年8月9日〜9月8日 21時より、愛・地球広場にて上映いたします。
上映プログラムは変更になる予定があります。
Fishes
Mirek Nisenbaum / 2:00 / Animation / USA / 2003
沈没したあの有名な船からいろいろなものが沈んでいく中、酔っ払った魚たちが、歌っている。深海で生きる生物を描いたアニメーション。
Mirek Nisenbaum
ミンスク・アート・アカデミーにて美術を専攻し、1989年に卒業。同年、故郷ベラルーシを離れ、ウィーン、ローマで暮らした後、1990年にアメリカへと渡る。93年にコネチカットにある学校でコミュニケーションデザインの学士号を取得した。美術監督として活動し、2000年にはスタジオを設立した。
The Allotment
Dan Williams / 3:35 / Animation / UK(Wales) / 2002
友情、環境そして再生を描いた物語。
Dan Williams
1989年にロンドンのロイヤルカレッジ・オブ・アートを卒業し、イラストレーターとして出版、ルポタージュなど様々な分野で活躍してきた。「The Allotment」は、元々絵本になる予定だったが、監督は動画を用いることでより深く物語を伝えられると考え、初のアニメーション作品とである本作の制作を決めた。「The Allotment」が描き出すのは、友情、再生、そして希望である。
Mujaan
Christopher McKee / 23:00 / Documentary / U S A / 2004
モンゴル奥地の遊牧民は、今でも先祖が何千年も前に行っていた方法で家を建てる。 隔離された世界の片隅で営まれる生活を、鮮やかに切り取った一作。
Christopher McKee
ボストン大学にて映画制作と英文学の学位を取得し、96年から2年間モンゴルの平和部隊のために英語を教えた。その後、故郷のサンフランシスコに戻り、インデ イペンデントフィルム制作を行う。監督の言葉:「(主演の)Mujaanは、私が今まで出会った男の中で最も強くてバランスの取れた男でした。自然から切り離された都会の男たちとは異なり、彼には自分がが生きていくために必要なものが何かが見えているのです。」
Look at Life
ジョージ・ルーカス作品
George Lucas / 1:15 / Experimental / USA / 1965
南カリフォルニア大学のアニメーションクラスで製作された数々の写真のモンタージュ。
George Lucas
ジョージ・ルーカスは、南カリフォルニア大学在学中にその才能を発揮し、初のショートフィルム「Electronic Labyrinth THX 1138 4EB」を制作し、全米学生映画祭で最優秀賞を獲得した。また彼は、後のこの作品を長編1作目として発表している。長編2作目「アメリカン・グラフィティ」(1973)は、低予算映画として当時成功を収めた。ルーカスの運命を変えたのは77年の「スター・ウォーズ」であり、この作品は世界的現象となった。ルーカスは、Industrial Light & Magicという視覚効果を専門に扱う会社を設立した。
大ヒットしたスター・ウォーズシリーズの脚本や製作総指揮を手がけ、その他に「インデ イ・ジョーンズ」を発表。99年、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」で監督業に復帰し、3年後の「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」では全編デジタル撮影を行った。2005年にシリーズ最終作「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」が公開された。