【開催レポート】横浜開催初日!初めての横浜美術館での開催に、多くの方々がいらっしゃいました!
8月17日(金)、SSFF & ASIAとして初となる、横浜美術館での上映会を開催致しました。幸い天気にも恵まれ、多くの方にご来場頂きました!
初回上映のW&P1プログラムでは、「戦争と生きる力プログラムsupported by 赤十字 1」をテーマに上映を行いました。
このプログラムの『ゴールド』という作品では、戦時下でも仲良く生きる三姉妹が、ある日偶然にも金の装飾品を拾ってしまい、生活に苦しむ周りの大人たちから盗人扱いをされ、金の装飾品を奪われてしまいます。
本来は優しい心を持つ人々が、戦争に巻き込まれることで、他人を犠牲にしても生き抜こうとする姿を見て、戦争というものの恐ろしさを感じました。
また最終上映のAWARD2プログラムでは、ジャパン部門オーディエンスアワードを受賞した『ノヴェラ ピカレスカ』の上映が行われました。
この作品では、田舎町の古本屋で働いている主人公が、週に一回お店にやってくる小説家に心惹かれてゆき、次第に仲間を集めて『ある計画』を実行しようと夢想するようになります。
いわゆる「良い人」である主人公とその仲間たちが、とても不器用に『ある計画』を実行しようとする姿を見て、人間の滑稽さや小ささ、そして愛らしさを感じさせられました。
横浜開催では、6月のショートショート フィルムフェスティバル & アジアで受賞した作品を始め、厳選したラインナップを上映しているので、どのプログラムも自信を持ってオススメできます。ここでは全ての作品をご紹介しきれませんが、いずれのプログラムでも、個性の光る複数のショートフィルムをお楽しみいただけます。
この機会に、ぜひ横浜美術館まで足をお運びください♪ ご来場を心よりお待ちしております!
(ショートショート実行委員会/大橋)