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【プログラム紹介②】<後編>アニバーサリープログラム!過去20年から選び抜かれた極上な作品を一気に観よう!

2018/05/16

プログラム紹介第2弾:アニバーサリープログラム2

アニバーサリープログラムとは、映画祭20周年を記念し、過去の受賞作やこれまで映画祭に色々な形で関わって下さった監督、著名人の作品を中心とした特別プログラムです。アニバーサリープログラムは1と2に分かれ、合計10作品が上映されます。

 

前回のアニバーサリープログラム1に引き続き、今回はアニバーサリープログラム2のご紹介をさせていただきます!

こちらも過去20年から選び抜かれた極上な作品ばかりです!!

映画祭で何を観ようか迷っている方にも楽しんでいただけること間違いなし!

 

アニバーサリープログラム2では、2017年の話題作『ブレードランナー2049』を監督した、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『華麗なる晩餐』、

 

そして、昨年度の審査員でもあり、最新作『花筐』を公開した日本映画の巨匠、大林宣彦監督の『Complexe=微熱の波瑠あるいは悲しい饒舌ワルツに乗って葬列の散歩道』

など、これまでの映画祭の注目作品が上映されます!!

 

その中でも今回は、『泥棒』『子犬売ります』の注目の2作品についてご紹介します!

 

『泥棒』 監督:ジャイ・チェン

台北の夜の屋台街を散歩するジェニー。彼氏の仕事が終わるまでの暇つぶしのはずが、ある見知らぬ女性に携帯を盗まれてしまう。

とあるモテる男と、二人の女の三角関係から発生した、夜市での事件。三角関係といっても、ドロドロの恋愛事情というよりは、一人の男のために試行錯誤する女たちの熱血青春といえます。。!会話セリフは少なく、二人の女の目線と、シーンの積み重ねから描かれる彼女たちの葛藤に、思わず最後は共感してしまうはず!

ジェイ・チェン監督の出身地、台北の本場の夜市で撮影された本作品。携帯を盗むシーンは、隣ビルの5階から撮影したとのことですが、撮影現場の近くにいたおばあちゃんが本当の携帯泥棒だと思って大騒ぎになってしまったとのこと。。(笑)ジェイチャン監督は作中の一部のシーンについて、『スラムドッグ・ミリオネア』のように、編集でごまかさずリアルとフィクションが混ざったものを目指したということです。

鑑賞プログラムはこちら

 

『子犬売ります』 監督:ロナルド・クラウス

少年はペットショップで足が不自由な犬と出会う。店員の反対を押し切ってまで犬を飼いたい少年にはある考えが。

「自分と同じ不自由を持つ犬にも価値はある」と幼いながらも真っ直ぐな少年に、見てる側もペットショップの主人と同様心が動かされます。。!

1998年に作られた本作品。監督のロナルド・クラルス氏は、”King of the Bs”(低予算映画の王者)と呼ばれたロジャー・ウィリアム・コーマンのスタジオで2年間かけて映画の全てを学んだといいます。アカデミー助演男優賞、主演男優賞、ゴールデングローブ主演男優賞など数々の賞を受賞し、戦後アメリカ最高の喜劇俳優と言われたジャック・レモンが主演としてペットショップの主人を演じます。昔の作品と言えど、短編映画の良さがぎゅっと詰まった、名作です。

鑑賞プログラムはこちら

 

アニバーサリープログラムは、映画祭が初めてで、何を観たら良いかわからない!という方に特におすすめです!!

過去20年の中から選び抜かれた選りすぐりの作品をぜひお楽しみください!

 

アニバーサリープログラムの詳細、予約はこちらのサイトから!

アニバーサリープログラム1

http://shortshorts.org/2018/ja/program/anniversary-1.php

アニバーサリープログラム2

http://shortshorts.org/2018/ja/program/anniversary-2.php

その他のプログラムの予約はこちらから!

http://www.shortshorts.org/2018/