HAULOUT

Evgenia Arbugaeva and Maxim Arbugaev

1985年生まれのEvgenia Arbugaevaと1991年生まれのMaxim Arbugaevの姉弟は、サハ共和国のラプテフ海沿いにあるティクシという町で生まれた。彼らの作品は、故郷である北極圏を見つめ、辺境の世界とそこに住む人々を見出し、とらえている。
Maxim Arbugaevは監督、映画撮影技師、プロデューサーであり、様々な国際映画祭で賞を受賞している。2018年のサンダンス映画祭ではクリスチャン・フレイと共同監督した「Genesis 2.0」でワールドシネマドキュメンタリー部門審査員特別賞を受賞した。

Evgenia Arbugaevaはイギリスのロンドンを拠点に活動するドキュメンタリー写真家。ナショナルジオグラフィック協会の会員であり、International Center of Photography Infinity Award、優れた写真に贈られるLeica Oskar Barnack Awardを受賞している。彼女の作品は国際的に展示され、ザ・ニューヨーカー、タイム、ナショナルジオグラフィックなどの出版物に掲載されている。「HAULOUT」は数年前から取り組んでいるチュコトカでの写真プロジェクトから生まれた。本作が監督デビュー作となる。