■矢内審査員 |
ドキュメンタリー、劇映画、アニメとバラエティにとんだ18カ国43作品を、予想以上に楽しく拝見致しました。それら作品の中には、近代社会の恐ろしさを表現した作品や、病んだ現代を救う愛の物語、そして強い友情を描いた作品など、心に残る秀逸な作品が数多くありました。手前味噌ではございますが、私も自主制作映画の映画祭を長年主宰しております。ここにも毎年、映画監督を目指す若者たちからの作品が多数寄せられており、毎年、この若い作り手のパワー、新しい才能には圧倒されております。
今回のショートショート フィルムフェスティバルは短編映画限定ということでしたが、同じように映画、映像表現に熱意を持ったクリエーターたちのエネルギーが感じられ、大変嬉しく思いました。
このような若い才能を育てていくことは、映像文化の未来のために大変重要な課題です。そしてクリエーターの皆さんには、本日の受賞結果のいかんに関わらず、諦めずに、より良い作品を作り続けていただきたいと思います。 |