ショートフィルム×オンライン研修 「Talk Twice(トーク・トゥワイス)」サービス提供開始

ショートフィルム×オンライン研修 「Talk Twice(トーク・トゥワイス)」サービス提供開始

日本発 米国アカデミー賞公認 アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」と連動し事業を展開している株式会社ビジュアルボイス(東京都渋谷区、代表取締役:別所哲也、以下「ビジュアルボイス」)と、教育×クリエイティブ×テクノロジーにより幅広い社会課題を解決するミテモ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:澤田哲也、以下「ミテモ」)は共同で、ショートフィルムを用いた企業向け対話型オンライン研修プログラム「Talk Twice(トーク・トゥワイス)」を開発しましたのでお知らせいたします。

【開発の背景やわたしたちの想い】

昨年より新型コロナウイルス感染防止等を目的としたリモートワークが急激に普及してきました。それに伴い、同じ空間・同じ時間の共有の機会が減っています。たとえば、朝の「おはよう」や夕方の「さようなら」などの挨拶を同僚たちと交わさないことが当たり前になりました。このような状況の中で、コミュニケーションやチームビルディングにおいて課題を抱える企業もあります。

ビジュアルボイスとミテモは、そんなリモート環境におけるコミュニケーションの課題を克服するため、映画祭と連動することでビジュアルボイスがライセンスしている世界各国の多様なショートフィルムコンテンツと、LEGO Serious Play®などユニーク且つ教育理論に基づいた効果的な研修を開催してきたミテモの研修設計とを組み合わせたオンライン研修を開発しました。ショートフィルムは20分ほどの時間に発見や驚き、感動、共感といった映画体験ならではのエッセンスが濃縮されています。

【プログラム内容】

本研修プログラムでは、1つのショートフィルムを2回にわけて視聴し、各回で参加者が作品についての感想や気づきを述べ合う対話の機会を設定します。2度観ることで参加者それぞれの観点や思考傾向の違いを浮き彫りにし、オンラインでありながら円滑なチームビルディングと業務におけるコミュニケーションの基礎を創出。「参加者の価値観を揺り動かし、記憶に残る研修」を提供します。

  1. チェックイン:導入として、「思い出の映画は?」などの話題でウォーミングアップをします。その後、本研修で取り扱うテーマ(例:ダイバーシティ、チームビルディング、コミュニケ-ションなど)を発表します。
  2. 1回目のショートフィルム鑑賞と対話:ショートフィルム作品を参加者全員で鑑賞します。その後、少人数のグループで対話をおこないます。この対話では、ストーリーの流れに沿って内容を確認しながら、感想を共有し合います。
  3. 2回目のショートフィルム鑑賞と対話:1回目の対話での気づきを確認しながら、同じ作品を再度鑑賞します。新たな気づきや発見を共有したあとで、さらに深いテーマで話し合います。
  4. チェックアウト:本研修のテーマについての自身の考えをまとめ、全体で共有します。最後に、今日の感想や気づきを互いに共有しあって研修を終了します。テーマに関するレクチャーを追加して行うこともあります。

上:ワークショップ画面や受講者イメージ。2度の鑑賞と対話を通し、各参加者の視点の違いや同じ事象に対する捉え方の違いなどを浮き彫りにする

【使用ショートフィルム作品】

ワークショップで使用するショートフィルム作品は、株式会社ビジュアルボイスが映画祭と連動して権利を有する作品のなかから厳選。1作品目は「Rise Of Star / スター誕生」を採用。フランスの名優 カトリーヌ・ドヌーブ出演。プリマ・バレリーナの座を掴みかけたエマの心の葛藤を描く。

 

【テストプレイ参加者のコメント】※終了後アンケートより

  • 普段話す機会のない、人生や働くことについての価値観を話し合える。
  • 映画という媒体を一緒に見ることで共通体験として過ごすことで、その後の話し合いがしやすかった。
  • 視点の違いを意識することで、それまで見えなかったことがわかるという体験ができた。
  • 映画の登場人物の言動や感情を色々な角度から見たため、人が持っている価値観はそれぞれ違っていて、見る人によってもとらえ方が変わってくるということをスッと受け止められた。
  • 登場人物の言動や感情に乗せて、「私はこう思う」「私はこう感じる」「私だったらこうするかも」みたいな言葉が言いやすかった。

【代表者コメント】

別所 哲也(株式会社ビジュアルボイス 代表取締役)

今回、ユニークな人事研修を数多く展開されているミテモ株式会社様と協業できることは、ショートフィルムの新しい可能性を拓く、貴重な機会だと思います。ショートフィルムは、長編と比べて短くて観やすいフォーマットであることはもちろんのこと、テーマの独創性、シャープなメッセージ、脚本の面白さなど、長編にはない魅力に溢れています。特に、この企画でお届けする作品には、一人一人の価値観を自然と浮かび上がらせるパワーがあります。ショートフィルムが皆さんの課題解決の力になれると自信を持ってお勧めします。株式会社ビジュアルボイスとしては、2008年から2017年まで横浜市でショートフィルム専門の映画館を運営、2018年からオンラインシアターを運営しています。ショートフィルムを軸に、常に新しい価値を世の中に提示する姿勢を、昔も今も変わらずに持ち続けようと強く思っています。

【プロフィール】90年、日米合作映画『クライシス2050』でハリウッドデビュー。その後、映画・ドラマ・ 舞台・ラジオ等で幅広く活躍中。 「レ・ミゼラブル」、「ミス・サイゴン」などの舞台に出演。 99年より、日本発の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル」を主宰し、 文化庁長官表彰受賞。 観光庁「VISIT JAPAN 大使」、映画倫理委員会委員、外 務省「ジャパン・ハウス」有識者諮問会議メンバーに就任。 内閣府・世界で活躍し『日本』を発信する日本人の一人に選出。第1回岩谷時子賞奨励賞受賞。第63回横浜 文化賞受賞。

 

澤田 哲也(ミテモ株式会社 代表取締役)

国や人種の境界線を超えて人の心にうったえかける優れたショートフィルムを選び、伝え続けてきたビジュアルボイス株式会社様とともに、これまでにない新しい学びの体験をご提供できる機会に恵まれ、私たちはとても興奮しています。想像すること、それは人間が持つクリエイティビティの根源であり、ますます複雑化する社会やビジネスの現場においてポジティブな変化を引き起こしていくために最も重要な力の一つだと思っています。そして優れたストーリーは、人びとの想像力を引き出し、インスピレーションをもたらしてくれます。現代のリーダー/チームは目まぐるしい環境変化にさらされ、日々答えのない問題と向きあっています。そんな彼女ら彼らにとって、ショートフィルムを通して考え、自分たちを省み、対話を深める体験は、これまでにないアイディアや活力を生み出すきっかけになると私たちは確信しています。

【プロフィール】採用コンサルティング会社を経て、2007年 社会人教育・研修を手がける株式会社インソースに入社。5年間で述べ300社の民間企業に対して、次期経営人材育成や組織変革をテーマに人材育成プログラムの企画・設計に携わる。2012年にミテモ株式会社の事業開発を担当、同年 代表取締役に就任。オンライン教育サービスやデザイン思考をベースとした新規事業・商品開発プログラム等、多種多様な育成支援事業を立ち上げる。2016年からは全国各地の地方自治体との連携による事業創出・商品開発等の教育事業に取り組む。2018年JAPAN BRAND PRODUCE SCHOOL設立。日本の地場産業や伝統工芸にデザイン・クリエイティブを取り入れ、商品開発・販路開拓を手がけるプロデューサーを育成している。

 

【プログラム概要】

■想定参加人数:10名~30名程度

■所要時間:2.5~3時間程度

■対象者:自由に設定可能

■テーマ:自由に設定可能 (チームビルディング/ダイバーシティ等)

■費用:40万円(税抜)~

■サービス紹介ページ:https://www.mitemo.co.jp/service/shortfilm_workshop/

【株式会社ビジュアルボイス 企業概要】

米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジアのグループ会社として、世界のクリエイターと企業・団体の課題をつなぎ、新たなビジネスソリューションを創造している。

代表者:             別所哲也(代表取締役)

Webページ:     https://v-voice.jp/

【ミテモ株式会社 企業概要】

株式会社インソース(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:舟橋孝之、証券コード:6200)グループ。レゴを用いたLEGO Serious Play®ワークショップやSDGs 2030カードゲームなどユニークかつ価値観の変容につながる企業研修をリアル/オンライン問わず数多く提供する。また、場づくりのノウハウを活かし、地方創生におけるプロデューサー育成やオンライン・クラフト・マーケットのプロデュース等にも取り組む。

代表者:             澤田哲也(代表取締役)

Webページ:     https://www.mitemo.co.jp/