SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2009

SSFFが『ラブ・ユー・モア』をグランプリ/優秀賞に選んでいただき、私たちスタッフは感激しております。願わくば映画祭に参加したかったのですが、編集明けの疲れきった監督より、ロックスターが受賞したほうが素晴らしい受賞式になったことでしょう。今だに興奮冷めやらぬ私たちから、感謝の意を表します。本当にありがとうございました。

代理受賞 BUZZCOCKS ピート・シェリー氏

このような素晴らしい映画祭、そして審査員の方々から優秀賞をいただくことができて非常に光栄です。私たち制作チームはこの作品に多くの時間を費やし、その成果がこのような国際的な評価に繋がったことがとても幸せです。
まだ『Z046』は台湾で公開しておりませんが、この受賞が台湾のフィルムメーカーたちにより一層の夢を追いかける糧になるのは間違いありません。改めて、今後の制作に結びつく素晴らしい賞を感謝いたします。
SSFFは私たちにとって、作品を上映する場、そして海外の多くのフィルムメーカーに出会える場を与えてくれた素晴らしい映画祭です。また近い将来、ブラックユーモア、レトロでありモダンなスタイル、そして不条理性のある次回作とともにSSFFに戻ってくることを楽しみにしています。
また、この作品制作に参加してくれたすべての人々に感謝します。彼らがいなければこの作品は存在しなかったでしょう。そしてサポートしてくれたすべての方に感謝申し上げます。

世界中から集められた才能溢れる監督達と出会え、尊敬する監督やアーティストの方々からこのような名誉ある賞をいただき、本当に感謝しております。

僕自身、アメリカに行くまでは日系アメリカ人の歴史を全く知りませんでしたが、リサーチや生存者のインタビューをしていくうちに気づいた事は、僕ら若い世代は、知らず知らずのうちに上の世代から「遺産」を受け継いでいるということです。それは、日本人や日系人が築き上げた歴史であり、外国人の人々が僕らに対して持つイメージ、つまり勤勉さや忍耐力、強い意志といった良い印象であると思います。時と共に積み重ね上げてきたかげがいのない「遺産」を僕は映画を通して次の世代に受け渡していけたら、と願っています。

今回この様な賞をいただけたのも、プロデューサーの兼原を始めとするクルー、鹿間くん率いるB.Eの皆様、天才子役のデニス兄弟、ベテラン俳優、クリス田島さんとサブシモノさん、僕らの可能性を信じてくれたスポンサーの方々、別所様を始めとするショートショートフィルムフェスティバルの皆様、そして忙しい中、見に来てくれた家族や友人の御陰です。心よりお礼申し上げます。

言葉、人種、金銭、国境など、目の前にはたくさんの壁が立ちはだかっていますが、今は挑戦することの喜び、夢を追いかけられることの幸せを噛み締めながら、監督として一歩一歩前進していく所存ですので、今後とも応援の方宜しくお願いします。

1978年夏のロンドン。ピーターはクラスメートのジョージアに首ったけ。しかしジョージアはピーターの存在など眼中にもない。そんな二人が最後の一枚を求めて、レコード屋で出くわした。ジョージアは一緒に家で聞こうと誘い…。

カンヌ国際映画祭 2008 （フランス）
サンタバーバラ国際映画祭 2009 （アメリカ） ブルース・コーウィン賞（最優秀短編映画）
サンダンス映画祭 2009 （アメリカ） 審査員特別賞