旧正月で街が活気づくなか、娘が行方不明になった一人の母親。

離婚の危機にある中年の男、オラヴィは池のそばにある小屋に引きこもっていた。数日後、彼はまっすぐ立てないほどに天井が下りてきていることに気付く。

父親が経営する自動車の修理工場で働くマルタ。ボーイフレンドが逮捕され、彼女は、黙って父親のもとに留まるか彼の釈放のために動くかの2択を迫られる。そんな中ある秘密が明らかになったことでマルタはさらに複雑な状況に陥るのだった。

あるパーティーで出会った男女が一夜を共に過ごす。それは最も大げさで、詩的で、真面目くさった方法で描かれる二人の物語。

16歳の少女が母親の遺体を確認しに病院へ向かう。幼い彼女に対して病院関係者は代わりに保護者を連れてくるよう要求。しかし彼女の家族は皆服役中だという。訴え続ける彼女に、仕方なく死体公示所への入館を許可する。

ある風の強い日、曇り空のした浜辺で過ごす家族。おばあちゃんは祈り、ママは叫び、そんな二人を姉たちは気にもせず、ルーカスは一人孤独だった。そして家族イチ変人だったおじいちゃんはもういない。