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【レポート】アジア・インターナショナルの精鋭が渋谷に集結!欅坂46・織田奈那さんも登場、6/15、シダックス会場

2018/06/17

会場MC・レポーターの溝渕俊介です。

渋谷はシダックス・カルチャーホールでの上映3日目は〔インターナショナルプログラム〕と〔アジア インターナショナル&ジャパンプログラム〕を中心に沢山のゲストに御登壇頂きました!沢山のお客様に御来場頂き、Q&Aセッションも盛り上がりました。

まずは…

アジア インターナショナル&ジャパンプログラム 7


『アンドロイドとの恋』より、Tan Ce Ding(監督)、Sherwyn Victor(脚本)、Edward Lim(プロデューサー)、Tan Teck Zee(撮影)

マレーシアからいらした御一行。「ロボット等の最先端である日本で上映されることをすごく楽しみにしていました」とLim氏。衝撃的なラストシーンに関しても質問が挙がり、「親との愛、若しくはアンドロイドとの愛、どちらを選ぶかというところがストーリーのミソ」と回答。

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『Tokyo 2001/10/21 22:32~22:41』より吉野匡志(プロデューサー)、奥山大史(監督)

吉野プロデューサーは主演の大竹しのぶさんからの手紙を代読。奥山監督は「実写では描けないラストシーンの為に、アニメーションの要素を入れました」と説明。

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『ライン』よりJihoon Shin(監督)、Jaehyun Park(出演)

短い期間で制作したという本作。トークセッションでは携帯の翻訳アプリを使ってコミュニケーションを図るシーンも。

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『ブラジャーの悲劇』よりLi Lin Wee(監督)

このストーリーは監督の実体験を脚色したもの!併せて「なぜ女性が胸を隠さなければいけないのか」という問題定義、そしてブラジャーを中心に結託する女性の姿を描きたかった、と解説。

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インターナショナルプログラム 3


『不思議なヤギ』より、Andrea Italia(プロデューサー)

実話が基になっているこの作品。イタリアの移民問題を新たな視点から描きたい、という想いから製作されたとのこと。質疑応答ではイタリアの移民問題関しての質問や、「なぜヤギを選んだのか?」等の質問が。
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『子供』より、Charlotte Karas(監督)、Thierry Le Mer(監督)

ドキュメンタリーのように見える本作、実は子供たちは皆役者さん。質問者の「ウェブサイトに子供達のビデオが載っていて、まるで商品のようでショックを受けました」との感想に対し、監督のお二人も同意。実際にThierry監督の甥っ子さんが3人出演していたとのこと!
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アジア インターナショナル&ジャパンプログラム 9


『痣』より、田中玲(出演)、加藤理恵(出演)

「誰もが身体的な〈痣〉、そして心の〈痣〉を持っているが故に、現場の皆さんが共感してしまい、撮影の雰囲気は暗くて…」というエピソードを加藤さんが披露。田中さんは映像の現場に慣れる為にセットを「感じる」ことに徹したとも。
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『私の番』より、Nakyung Kim(監督)、Hannah Kim(出演)、Gayoung Joo(出演)

韓国において、女性の妊娠順番を強いられる暗黙のルールを描いた本作。Kim監督は「命の問題ではなく、システムの問題を描きたかった」と説明。また「日本でもこの問題は存在すると聞きました」ということに対して客席から頷きも。
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『TEZUTU -炎華の街-』より、伊納達也(監督)

15年前に本映画祭に触れる機会があり、「いつか自分の作品を上映したい」と思っていたという伊納監督。念願叶っての参加の喜びを語りました。
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『未来のあたし』より、豊島圭介(監督)織田奈那(出演)

豊島監督の母校で撮影したという本作。「冬で日も短く、時間との闘いでした」というエピソードを披露。織田さんは今後「大好きなファンタジー作品に挑戦したい」と決意表明。

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インターナショナルプログラム 6


『お静かに』より、Carlos Villafaina(監督)

Carlos監督の実の双子の御兄弟が出演していた本作。「障害を持った家族の世話は、時々面倒くさいと思うのが現実。その現実のニュアンスをどう主役に伝えるかが課題でした」と、監督。
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CG アニメーションプログラム 2


『サイケデリック・ロープ』より、Gaoxiang Liu(監督)

清王朝の古典を基にした本作は、油絵とスケッチと墨絵の融合、そしてカメラワークと描画のバランスに重点を置いた、とのこと。
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映画祭はまだまだ続きます!21日(木)からは二子玉川での上映がスタート!日本のみならず世界が注目する映画祭の20年目の節目となるイベント、是非お見逃しなく!

溝渕俊介がお届けしました。
Life is SHORT!