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【イベントレポート】 LiLiCoをゲストに迎えてスウェーデンイベントを開催!6/23 iTSCOM会場

2018/06/24

今年日本との国交樹立150周年を迎えるスウェーデン出身のLiLiCoさんをゲストに迎えた本プログラム。

ハリウッドでも大活躍の俳優一家スカルスガルド兄弟が監督した『To Kill a Child』、大人気イラストレーターのスティーナ・ヴィルセン原作のアニメーション『Vem?(Who?)』、カンヌパルムドール受賞リューベン・オストルンド監督の『Incident by Bank』など、ここでしか見られない“スウェーデンショート”5作品を特別上映しました。

LiLiCoさん登場!目を見張るような真っ赤なワンピースは、このイベントに合わせたスウェーデンの人気ブランドのもの。

 

上映後のトークコーナーでは、LiLiCoさんと司会のDJ JOHNによるディープな映画談義。次第に話題は、LiLiCoさんが18歳まで暮らしていた母国スウェーデンのライフスタイルやカルチャーにまで発展。今も家族に会いに里帰りしているというLiLicoさんだから語れる、リアルなトピックが満載でした。さらに、自身が企画したというファンとのスウェーデンツアーの”珍道中”ネタで、会場を沸かしてくれました。

 

最初に上映された、スウェーデンのアニメーション作品『Vem?(Who?)』。可愛いイラストとは裏腹に、リサイクルや養子問題など、社会的なテーマも扱っています。ちなみにLiLiCoさんは、本作の原作者であるスティーナ・ヴィルセンさんの絵本の翻訳もしているそうです。

オーバーハウゼン国際短編映画祭 子供審査員賞を受賞した『Class Trip』。小学校5年生の時に転校を経験したというLiLiCoさん自身の思い出と重ね合わせながら、この作品への想いを語っていただきました。どことなく画面が暗い印象のある作品ですが、これは自然光を大切にする習慣からきているそうで、驚くことにスウェーデン人はディナーの時もあまり電気をつけないのだとか?(あまりの暗さに、テーブルの上の料理が見えないこともあるのだそう)

 

プログラムのラストには、会場の皆様と撮影会& ”LiLiCo私物のスウェーデングッズ”抽選会をサプライズ開催!SSFF&ASIAのアンバサダーでもあるLiLiCoさんから大きなハッピーとスマイルをもらって会場は大盛況!北欧の国らしからぬ(?)熱気の中でプログラムは幕を閉じました。

written and photo by チバアキフミ