スペイン・マドリッド出身。マドリッド・コンプルテンセ大学情報学科、テレビ・ラジオ学院制作科卒業後、スペイン国営放送にて制作および制作助手を務める。その後、東京藝術大学大学院へ留学。NHKテレビ「スペイン語会話」シナリオ、制作助手、出演や、スペイン・ラテンアメリカ映画祭委員を務める。2004年に「ラテンビート映画祭」を立ち上げ、現在まで毎年同映画祭のプロデュースを手がけている。
東京大学を卒業後、NHKに入社し、主にスポーツ・キャスターとして、モントリオール(昭和51年)及びレークプラシッド(昭和55 年)オリンピックをはじめ、さまざまなスポーツの実況中継を担当。
また、「ニュースセンター9時」「ニュースワイド」のキャスターも務めた。
1985年に退社後は、日本を代表するフリーのテレビキャスター、司会者として活躍。現在、TBS「世界ふしぎ発見!」のレギュラー司会を務める。その他にも多数のCM出演や 著書の発表、さらにはバラエティ番組に出演するなど、様々なジャンルにおいて精力的に活動している。最近では、テレビ東京「北京オリンピック2008」のメインキャスターを担当した。
1982年 6月7日生まれ 石川県出身。02年俳優デビュー。
05年の映画「パッチギ」で主役に抜擢され、同作にて第29回アカデミー賞新人俳優賞、第27回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。以降、映画を中心に活躍しながらテレビ、舞台など活躍の場を広げている。主な出演作は、映画「ラッシュライフ」「カメレオン」「CASINO」「象の背中」「赤い文化住宅の初子」「青空のルーレット」「出口のない海」等があり、 戦争映画から今どきの若者、等身大の役、荒廃感のある役からアクション映画まで幅広く演じきる演技力には定評がある。
今秋には主演舞台が予定され、年末には舞台「ジャンヌ・ダルク」への公演が控えている。
東京都生まれ。文学座養成所を経て、1971年映画デビュー。
77年「幸福の黄色いハンカチ」で第一回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。以降「もう頬づえはつかない」「疑惑」などで次々と主演女優賞を受賞し代表作多数。従来の女優にはない個性の輝きと確かな演技で活躍。05年にはロシアの巨匠アレクサンドル・ソクーロフ監督作品「太陽」、ロブ・マーシャル監督「SAYURI」に出演、海外でも高い評価を得る。06年の初監督作品「無花果の顔」はベルリン国際映画祭最優秀アジア映画賞をはじめ各国で数々の賞に輝く。08年俳優としては最年少で紫綬褒章を受章。その後も「USB」で奥秀太郎監督、「AMAYA」でマリス・マーティソン監督と国内外を問わず新しい才能からのオファーにも積極的に応える。10年8月、なら国際映画祭上映作品「光男の栗」は河瀬直美プロデュースで、この新しい出会いから生まれた作品は今から注目される。次回の監督・主演作は、故市川準監督が残した企画である。
1968年生まれ。熊本県出身。映画監督。
『OPEN HOUSE』(1997)で長編劇場映画初監督。第2作『ひまわり』(2000)は第5回釜山国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞し、演出力のある新鋭として期待を集める。『GO』(2001)では日本アカデミー最優秀監督賞をはじめ数々の映画賞を総なめし、一躍脚光を浴びる。その後、『世界の中心で、愛をさけぶ』『北の零年』『春の雪』『クローズド・ノート』などの監督作品で不動のヒットメーカーとなった。2006年に企画/プロデュースレーベル“セカンドサイト”を設立。劇場映画など映像制作の企画にも携わっている。
最新作は、2010年公開『今度は愛妻家』『パレード』とBeeTVにて配信の「女たちは二度遊ぶ」。「パレード」では、ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。
*敬称略 / 五十音順