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母と乗る通勤電車で成長する少女の記録 ショートフィルム『美知の通勤電車』予告編を公開
米国アカデミー賞公認、日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」が運営する短編小説公募プロジェクト「ブックショート」では2017年、アース製薬株式会社の協賛により、「EARTH Act For Life AWARD」を開催。このたび、受賞作『美知の通勤電車』のショートフィルム予告編を、5月11日(金)よりブックショートHP(http://bookshorts.jp/earth_act_for_life_award_michi)で公開しました。
今回、ショートフィルム化される『美知の通勤電車』は、娘を会社の保育所に預けるため、満員電車で通勤する親子の物語。電車内で出会う人々と交わされる様々な絆や思いやりのカタチが表現されています。母親役として奮闘するのは中村ゆりさん、娘・美知はオーディションで選ばれた田中乃愛さん(幼少期)と高須柚羽(小学生期)さん。西田尚美さん、川原和久さんという豪華なキャストが作品を彩ります。監督は、ACCグランプリほか数々の広告賞などで受賞歴のある映像ディレクターの田中嗣久さんが務めます。
SSFF & ASIAがお届けする「ブックショート」は、一般公募した短編小説をショートフィルム化するプロジェクトとして、2014年より展開しています。2017年に開催した「EARTH Act For Life AWARD」では、“家族を思う気持ち”をテーマに、全国から短編小説581作が集まりました。完成したショートフィルム作品は、6月5日(火)と6月8日(金)の2回、SSFF & ASIA 2018「BRANDED SHORTS」内(会場:アンダーズ 東京 Andaz Studio)で上映されるとともに、 6月4日(月)より、WEBでの公開を予定しています。
作品あらすじ
美知はまだ3歳。 今日から働き始める母親は、子育てに協力的じゃない夫に苛立ちながら、美知の手を引いて家を出た。会社の保育所に美知をあずけるためだ。初日から遅れるわけにはいかない。急ぎ足で駅まで向かうと、電車から吐き出される通勤の人々は、小さい美知の目には大きく、恐ろしく、足がすくんでしまう。電車に乗ることが出来ずにいると、優しく声をかけてくれた年配の男性が、折り紙の亀を彼女にくれた。 「この亀さんみたいに首をすぼめて自分を守ればいいんだよ」。美知は、首をすぼめ、母親と電車に乗り込んでいく。 不寛容な通勤電車の中で、人の優しさに触れ、成長していく少女の記録。
詳細は・・・
ブックショートHP(http://bookshorts.jp/earth_act_for_life_award_michi)