本日から、渋谷会場での上映がスタート! 6月16日 シダックス・カルチャーホール会場 上映プログラムレポート
2016年06月16日
本日から、渋谷のシダックス・カルチャーホール会場での上映がスタート!お笑いタレントのゆってぃさんや、韓国・アシアナ国際映画祭のプログラマーをはじめ、多数のゲストがアフタートークに参加してくれました。
「アジアインターナショナル&ジャパンプログラム1」から、2作品から監督・俳優陣が登場
末期ガンを宣告された妻と、“ツチノコ”探しの旅を続ける『EVERYTIME WE SAY GOODBYE』。倉田監督は、もともと主演の前川正行さんと別の作品を企画していたそうですが、ご自身の身内の実体験もあり、今回の内容に変更したと言います。「死」という難しいテーマを扱っていますが、随所に笑いが散りばめられていて、ラストには不思議と希望も感じられる素敵な作品でした。
第1回Book Shorts アワード受賞原作を映像化した『HANA』。芥川龍之介の小説『鼻』をモチーフに、女子高生が抱える“胸の大きさへの悩み”をユーモラスに描いた作品です。岡元雄作監督、そして、同作に出演したお笑いタレントのゆってぃさんが登場!監督が、ゆってぃさんにオファーした経緯などをお話しいただき、会場を盛り上げてくれました。
「韓国・アシアナ国際短編映画祭プログラム」から、同映画祭プログラマーと監督が登場
国民的俳優アン・ソンギが実行委員長を務める、韓国最大級!アシアナ国際短編映画祭のプログラム。同映画祭プログラマーのMs. Kristin Jiさんが登場し、韓国のショートフィルムの現状や上映作品について解説してくれました。
上映後のアフタートークには、『少年時代』のHyung-dong Ko監督が登場。「体操着代を使い込んでしまった12歳の主人公が、そのお金を取り戻すために奮闘する」というストーリーには、監督自身の経験が投影されているそう。少年の話ではありますが、“失敗から成長していく”というテーマはすべての世代に共通のものだと考えたと言います。ちなみに、劇中に登場する日本製のコインゲーム機は、監督が20年ほど前に実際に遊んでいたもの。今になって探し出すのに、とても苦労したとか。
「アジアインターナショナル&ジャパンプログラム8」から監督・主演俳優が登場
若いカップルの浮気をめぐる駆け引きを描いた、ワンシュチュエーションコメディ『幸福ノうわっつら』。上映後には、塩出太志監督、主演の星野ゆうきさんが登場してくれました。 約15分の作品をワンカットで撮影するために、リハーサルに丸2日かけ、本番には7回ものテイクを重ねたと言います(スタッフが映り込んでしまったり、カメラマンが床を移動する音が入ってしまったりと、アクシデントが続出!)。「浮気男の話は、監督の実体験ですか?」との質問に対しては、違いますよと全否定。女性スタッフたちの話をもとに、シナリオを書いていったそうですよ。
明日も、シダックス・カルチャーホール会場では、台湾・高雄映画祭プログラムをはじめ、充実のラインナップを続々上映!皆さんのお越しをお待ちしています! (スケジュール詳細は、こちらをチェック→http://shortshorts.org/2016/schedule/#schedule02)
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