畑に設置されたカカシが誰もいないスキを狙って作物を盗んでいたところ、畑の農夫に
盗みが見つかってしまう。
怒った農夫は手に持っていたクワを振り上げカカシに襲いかかる・・・

ポールの夢は父と自分たちの船で海に行くこと。しかし鬱に苦しむ父親は、文字通り彼の前から消えてしまった。家族崩壊の危機を向かえ、ポールは一大決心をする。

四季の工房で、“秋”は自分の道具を使い、地球の模型に彼の季節を作り上げる。

回転寿司にやってきた仕事上がりの二人組。食べまくる部下、握りまくる大将、積みあがっていく金色の皿、荒れ狂う店内はいつの間にか巨大なレーンの上で・・・

暗黒の未来、有機体は失われ易くなっていた。囚人が目を覚ますと、残酷にも自分の体が機械の殻に移されていることを知る。

野心、労働力の搾取、環境汚染、余剰価値、汚職などなど...自由市場の素晴らしい世界！

衝動的で頑固なタイムトラベラーは、先史時代へ旅し恐竜たちと遭遇、ひどい目にあう。するとすぐに同じ顔の男が現れ、自分よりも大それたことを試みようとするから大変！結末を知っている男と自分と何も知らない男の戦いが始まる。

ミシマは日陰の穴ぐらの中、幼虫達と共に暮らしている。ある日の早朝ミシマは発見する。降り注ぐ光を受けたバラの中に目覚めたばかりの美しいサイコを。サイコは喉が乾いている。空腹である。そして寒がっている。ミシマはサイコの要望を満たす為になんでもしようとする…

ある老人が湖畔のほとりで穏やかな時間を楽しんでいると目の前に旅行者の男が現れる。男はカメラを向けて老人の時間を邪魔し、永遠に質問を投げかける。しかしついに男も、先のことをあれこれ考えるより今その瞬間を生きることが幸せだということに気がつく。

海を挟んで対峙する2つの島では争いが起っていた。夫々の指揮官は敵と話をするために夫々メッセンジャーを送りこむのだが、双方の兵士が互いに恋に落ち、その理不尽な争いを止めようとする。

短距離走者ウサイン･ボルトは、ジャマイカの校庭で走り始めてから世界の舞台で活躍するようになるまでに、プレッシャーを跳ね除ける術を見つける。名声の重圧に打ち勝ち、ボルトは世界最速の男として走る喜びを見出したのだった。