ショートフィルムセミナー:Cinematic (映画的)、Cinematec (技術的革命)とは?
Short Film Seminar: What is "Cinematic"? What is "Cinematec"?
名優ロバート・デ・ニーロを始めとする米映画祭のレジェンド達によって作られた世界最大規模の映画祭が求めるショートフィルムとその未来。
テクノロジーがどう映画を変えていくのか?
講師:ベン・トンプソン氏
トライベッカ映画祭 / ショートフィルム・プログラマー
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件以降、ニューヨークの復興を願って2002年にロバート・デ・ニーロ、ジェーン・ローゼンタール、クレイグ・ハトコフによって始まったトライベッカ映画祭。世界の新たな才能を発掘する場としても知られる同映画祭では、カンヌ国際映画祭同様にアメリカ公開が決まっていない作品も多数出品されており、将来の名監督をいちはやく見いだせる場として、年々世界中のメディアからの注目度が高まっている。
その映画祭のショートフィルム部門のプログラマー、ベン・トンプソン氏を招いて、トライベッカ映画祭にセレクションされるショートフィルムの性質や氏の思う「Cinematic(映画的)」なショートフィルムについて講義頂くほか、ショートフィルムの業界でも浸透してきたVRや、ドローンの技術革命について、映画・映像のクリエイティブはどのように変わっていくのか?映画・映像のこれからを語ります。
実施日時 : 6月9日(金)20:00-21:50
会場名 : ラフォーレミュージアム原宿
料金 : 無料
ベン・トンプソン
(トライベッカ映画祭 / ショートフィルム・プログラマー)
イギリスのロンドンでウェールズ人とアメリカ人の間に生まれたベンは、若い頃から映画に惹かれ映画制作を始める。ウェールズにあるアベリストウィス大学で映画とテレビを学んだ後ニューヨークへ渡り、2003年からトライベッカ映画祭に参加し、フィルムメーカーやプログラミングチームと共に働き始めた。5年の間ショートフィルム応募作品の選定に関わり、トライベッカ映画祭のショートフィルムプログラマーに就任。プログラマーとしての活動の他、映画学校で若いフィルムメーカーや学生に映画祭や作品応募の戦略についてなど講義を行っている。さらに自身でも数十作品ものショートフィルムやドキュメンタリー作品の監督や製作を手掛け、それらは世界中の映画祭で上映されている。
※他ゲスト出演の可能性がございます