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TOKYO
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2013.06.16

ブリリア ショートショート シアター NEO-2


(左から)堀井威久麿監督、出演の松永拓野さん

5/23(木)から東京スカイツリータウンを皮切りにスタートしたSSFF & ASIA 2013も本日で千秋楽。
朝イチの回、NEO-2では、『サクリファイス』の堀井威久麿監督、出演の松永拓野さんが来場。『サクリファイス』は、311後の世界を生きる、ある社会的弱者の物語。私たちはあの日から何を犠牲にし、何を学んだのでしょうか?一人の少年の目線で描かれる、命をめぐる物語です。
 
Q:撮影期間はどれくらいでしたか?
A(堀井威久麿監督):2日間です。製作のインスピレーションは実際に汚染された地区に牛や馬がいたことです。冒頭のシーンは茨城で竜巻がおきたというニュースが流れたので、そのままの流れで松永くんに電話して現地に行きました。
 
Q:松永さんは撮影で印象的な出来事はありますか?セリフはない役でしたが演技の点で気をつけたことはありますか?
A:鉄道を歩くシーンでは雨が降って来たんですけど、作品の雰囲気としては良かったので天候も味方してくれました。役作りは特にしていないんですが、撮影前に監督とはいろいろと話しました。
 
Q:ラストシーンでセリフを作らなかった理由はありますか?
A:(松永拓野)言葉にしなくても、表情や体の動きで伝わる部分もあると思うので、本作ではそれを大切にしました。
 
(お客さんから)
社会的な問題を取り上げる作品が日本作品には少ないと感じでいたので、今回『サクリファイス』が観れてよかったです。
A(堀井威久麿監督):ありがとうございます。作り手がリスクを恐れているというのはあるかもしてません。世の中を変えて行こうとすることへの反発というものはついて回るものですし、作家というものは、それに対峙しないといけないですね。
 

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