世界各国の新鋭CGクリエイターの最新作が、ここに集結!
IT関連およびデジタルコンテンツの人材育成スクール、大学、大学院を運営し、国内外のコンテンツ業界に多数のクリエイターを輩出しているデジタルハリウッド株式会社とコラボレーションにより、5年目を迎える「CGアニメーション部門」。今年は30ヵ国より217作品もの応募があり、大人から子供まで楽しめるラインナップとなっています。
またデジタルハリウッドが主催する「DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2015」で見事受賞を果たしたCG作品や、今年度米国アカデミー賞アニメーション部門ノミネート作品も特別上映します。
水島 精二 - アニメーション演出家
1966年生まれ。東京都出身。アニメーション演出家。
撮影会社に入社し、アニメーション、ゲームの制作などに携わり「ジェネレイターガウル」(98)にて監督に。その後、劇場版『鋼の錬金術師~シャンバラを征く者~』、『機動戦士ガンダム00』など数々の作品にて活躍中。最新作『楽園追放-Expelled from Paradise-』は3DCGで制作された。
山崎 貴 - 映画監督
1986年に株式会社白組に入社。
「ALWAYS 三丁目の夕日」(05)が第29回アカデミー賞最優秀作品賞他13部門を受賞、シリーズとなり計3作品が公開された。近作の「永遠の0」(13)、3DCGアニメーション「STAND BY ME ドラえもん」(14)は、それぞれ第38回アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞他6部門、最優秀アニメーション作品賞を受賞する。「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(10)、3DCGアニメーション「friends もののけ島のナキ」(11)、最新作「寄生獣」(14)・「寄生獣 完結編」(2015年4月25日公開)では、監督・VFXを務める。
杉山 知之 - デジタルハリウッド大学学長
1954年東京都生まれ。
1987年よりMITメディア・ラボ客員研究員として3年間活動。1990年国際メディア研究財団・主任研究員、1993年 日本大学短期大学部専任講師を経て、1994年10月 デジタルハリウッド設立。2004年日本初の株式会社立「デジタルハリウッド大学院」を開学。翌年、「デジタルハリウッド大学」を開学し、現在、同大学・大学院・スクールの学長を務めている。2011年9月、上海音楽学院(中国)との 合作学部「デジタルメディア芸術学院」を設立、同学院の学院長に就任。福岡コンテンツ産業振興会議会長、内閣官房知的財産戦略本部コンテンツ強化専門調査会委員を務め、また「新日本様式」協議会、CG-ARTS協会、デジタルコンテンツ協会など多くの委員を歴任。99年度デジタルメディア協会AMDアワード・功労賞受賞。
受賞コメント
まずはじめに、ショートショートフィルムフェスティバル&アジアという素晴らしい映画祭の実行委員会およびボランティアの皆さんに感謝します。私がこれまで参加した映画祭の中でも、世界有数の都市で開催される最も素晴らしい映画祭のひとつであったことは間違いありません。東京で過ごした6日間は日本という国を知るだけでなく、国内外のフィルムメイカー、映画祭実行委員、とても親切なボランティアの方々など素敵な人々とも出会えたまたとない経験になりました。
上映後のQ&Aセッションでは、私の作品に関心や共感を示してくれた地元の観客の方々に感激しました。映画の制作や物語に強い関心を持ってくれる人々にこれだけ多く出会えたことは純粋に嬉しいです。
CGアニメーション部門最優秀賞受賞はまったく予期していませんでした。特に同じ部門に素晴らしい作品がたくさんあったので本当に驚きました。『ベンディート・マシンー引金を引け!』を最優秀賞に選んでくださった審査員の方々の言葉にとても感動しましたし、人類と聖なる機械の関係を描き続けるのに必要な強さを与えてくれました。
ショートショーフィルムフェスティバル&アジア、ありがとうございます!