2009年に設立されたミュージックShort部門は、エントリーされたアーティストの楽曲をもとに、 クリエイターが創り上げたオリジナルショートフィルムと、レコード会社が制作するアーティストのオフィシャルミュージックビデオの中から、ショートフィルムの視点でセレクトされたストーリーやドラマ性を感じる「シネマ的」な作品を紹介する部門です。
クリエイターの創造力が十分に発揮されたオリジナルミュージックShort作品の他、国内の各社レーベル一押しのMVが今年も目白押しのラインナップ。特別上映作品には、映画監督としてヒットを飛ばすデヴィット・リンチがアーティストとして楽曲を提供している『Good Day Today』を始め、世界中のカッティング・エッジなPVもご紹介します。またUULAアワード(クリエイティブアワード、一般公募作品)、シネマチックアワード(国内のミュージックビデオ)、各賞の行方もお見逃しなく!
事故で記憶を失くした哲夫の心に自分の存在を取り戻すため、詩織は自分の写真でしおりを作り、それを文庫本に挟んで毎日、彼に届け続ける。
海辺の町。夢を追い、東京へと出て行ったバンドマンの彼と、地元に残った女優志望の彼女。思い出の海辺で再会した彼と彼女。二人で過ごした日々と、それぞれの現在(いま)。夜の波音の中、想いが交錯する・・・。
受賞コメント
この作品に関わってくださった全ての皆さんにまず喜びと感謝を伝えたいです。 ありきたりな文章ですが本当にそう思います。
この完全版は「生きてゆく」がMVとして完成した後に、個人的なわがままで制作させてもらった作品です。元々は4分強のMVとして撮影した素材を使って、再構成しました。この分量を1日で撮ることができたのは制作スタッフ陣のおかげでしかありません。
出演して頂いた俳優陣の皆さま、全てのスタッフ陣に本当に感謝しています。 そして数年間いっしょに作品を作らせて頂いているKANA-BOONの皆さんと共にこのような賞を受賞できた事が、何よりも、心から嬉しいです。
山岸聖太
函館の地で育った4人の少年達が音楽を通じて仲間との友情、恋、挫折を経験しながら決して諦める事のないロックという夢へ向かって走り続ける姿を描いたサクセスストーリー。
受賞コメント
今回は、この様な素晴らしい映画祭に参加させていただき、更に、素晴らしい作品が並ぶ中、受賞させて頂き、本当に光栄です。 この作品は、『GLAY』さんの結成当時のストーリーを元に作らせて頂きました。
メンバーの地元、函館を舞台に、『GLAY』ゆかりの地で撮影を行い、特に、メンバー、TERUさんのご実家での撮影は、当時のメンバーのやり取りが、目に浮かぶ様で、とても貴重なシーンになったと思います。
『GLAY』さんの歴史に少しでも触れられた気がしとても光栄です! そして、念願の警察官役で、出演いただいた鈴木正幸さんとの撮影も、大変勉強になりました!! GLAYの皆様、役者の皆様、スタッフの皆様、そして函館ロケでお世話になった皆様、本当にありがとうございました。
ARATA
映画・ドラマ・アニメやミュージックビデオ、ライブが、全部見放題の総合エンタメアプリUULAとShortShortsが音楽からインスパイアされた特別ショートフィルムを昨年に続き製作。
監督は、第2回UULAアワードを受賞したアベラヒデノブ監督。楽曲提供アーティストは、ディズニー映画『アナと雪の女王』日本版主題歌 「Let It Go」で大ヒットを記録したMay J. 音楽とショートフィルムの新たな化学反応を6月に映画祭上映&UULA配信という形で実現!
オリジナルショートフィルム UULA配信概要
配信タイトル:未定
配信開始日:6月4日(木)
配信話数:全4話(1話×約5分)(予定)
監督:アベラヒデノブ
楽曲:May J. 「Love is tough」
出演:足立梨花 中村有沙 丹羽咲絵 柳生みゆ 松村龍之介 木下隆行
サイトURL:http://uula.jp/ssff/
音楽レーベルが制作したミュージックビデオから、映画的な視点から(ストーリー性、プロダクションクオリティ、話題性)選出されます。約25本が実行委員会によって選ばれ、映画祭期間中に上映。
受賞作品はアワードセレモニーでの賞授与の他、賞金30万円が授与されます。
アーティストの楽曲を元に制作、応募されたショートフィルムの中で、最もクリエイティブ性の高い作品に贈られる賞
Music Shorts
受賞作「しおり」、そしてテーマ曲に使わせて頂いた種ともこさんの「笑ってて」は、どちらもとても悲しい物語です。でも、そこから新たに歩き出す物語でもあります。今回の受賞は大変光栄で、もちろん喜んでおりますが、これにおごらず、襟を正して、新たに次の映画に向けて歩みはじめたいと思います。関係者の方々、支えてくださった皆さま、ありがとうございました。