フランス映画祭~短編作品集
毎年6月に開催される「フランス映画祭」の「短編作品集」を上映!
昨年度に引き続き、フランス映画祭(今年は6月26日~29日開催)の「短編作品集」を本映画祭にて上映します!次世代を担う若手フランス人監督の新作が目白押し。寺島しのぶ、寺島進出演の話題作『サベージ・ナイト』も上映します。
Elsa Blayau & Chloé Larouchi/フランス/19:00/ドラマ/2014
マリナは、若く魅力的なダンサーのボリスに密かに恋をしていたが、ボリスの心は他にあった。絶望したマリナは、謎めいた見知らぬ女性とある約束を取り交わし、定められた運命へとひた走る。ボリス・ヴィアンのシナリオ集『Rue des Ravissantes(ラヴィサント通り)』の中の一編『Notre Faust(私たちのファウスト)』から着想を得た作品。
Julien Bisaro/フランス/12:00/アニメーション/2014
「バン!バン!」狩りの季節の始まりだ。「お誕生日おめでとう!」25歳を迎えたエダに父がプレゼントしてくれたのは、差し押さえたばかりの大きなアパルトマン。エダは逃げる。速く、もっと速く。車を走らせる彼女の前に突然ピンクの犬が現れ、事故は起こった。怯えるエダは、父が狩りに来ている森へと逃げ込む。追われるものしかいない森の中、彼女は一人で立ち向かうよりほかなかった。
Kristof Sagna/フランス、日本/20:00/ドラマ/2015
ヤクザの元で働く売春婦のアイコは、ある夜同僚の女の一人が休んだため、その女の元を訪ねるよう命じられる。家には女の死体と誰にもその存在を知られていなかった赤ん坊がいた。赤ん坊を連れだしたアイコはその子を守るため、自らを危険にさらす行動に出る。突如母性に目覚めたアイコを体当たりで演じるのは日本が誇る演技派女優、寺島しのぶ。危険をかえりみない彼女を見守るヤクザを国際的にも評価の高い寺島進が演じる。
Marie-Christine Courtès/フランス/13:00/アニメーション/2014
祖母の火葬の日。インドシナとフランスの混血の少女エミリーは、祖母の記憶を追体験する。仏領インドシナでのフランス人入植者ジャックとの短い恋と娘リンの誕生。1956年にフランスに逃れた後、ロット=エ=ガロンヌ県、サント・リヴラード収容所での隔離された生活と搾取の時代まで・・・。エミリーは祖母と母の記憶と怒りを伝統的な儀式と踊りを通じて受け入れていく。
Alice Vial/フランス/24:00/ドラマ/2014
アルプ=ド=オート=プロヴァンス県。エルザは岩の斜面に面している人里離れた家に母のジャンヌと共に暮らしている。ジャンヌは隣町のバーで働いており家を不在にしがちだ。幼いエルザは寂しさを紛らわせるため、オオカミのパペットをいつも手にはめているが、些細なことでそのパペットが破れてしまう・・・。テレビで近郊の自然公園から数頭のオオカミが逃げ出したと知ったエルザは、ある夜、彼らと一緒に旅立つと母親に告げる。