フランス映画祭 短編作品集
Elsa Blayau & Chloé Larouchi/フランス/19:00/ドラマ/2014
マリナは、若く魅力的なダンサーのボリスに密かに恋をしていたが、ボリスの心は他にあった。絶望したマリナは、謎めいた見知らぬ女性とある約束を取り交わし、定められた運命へとひた走る。ボリス・ヴィアンのシナリオ集『Rue des Ravissantes(ラヴィサント通り)』の中の一編『Notre Faust(私たちのファウスト)』から着想を得た作品。
監督:Elsa Blayau & Chloé Larouchi
Chloé Larouchiは、2010年、Fémis(パリ国立映画学校)の脚本科を卒業。 第64回カンヌ映画祭批評家週間にテレビ局Canal+シリーズの一環として出品されたナタリー・バイ出演、エドゥアール・デュラック監督の短編『Bye Bye(バイバイ)』の脚本を担当した。Elsa Blayauは、ペニンゲン国立装飾美術大学を卒業後、広告代理店へ勤務。短編処女作『Une Journée Quotidienne(ありふれた日)』は、第62回カンヌ映画祭のショートフィルムコーナーで高い評価を受けた。その後、ルル・ゲンスブールや、ジルベール・ベコーへのオマージュとして作られたアルバムのドキュメンタリーなどの中編にも精力的に取り組んでいる。