フランス映画祭 短編作品集
Marie-Christine Courtès/フランス/13:00/アニメーション/2014
祖母の火葬の日。インドシナとフランスの混血の少女エミリーは、祖母の記憶を追体験する。仏領インドシナでのフランス人入植者ジャックとの短い恋と娘リンの誕生。1956年にフランスに逃れた後、ロット=エ=ガロンヌ県、サント・リヴラード収容所での隔離された生活と搾取の時代まで・・・。エミリーは祖母と母の記憶と怒りを伝統的な儀式と踊りを通じて受け入れていく。
監督:Marie-Christine Courtès
大学・大学院では、文学と歴史を専攻。その後、パリのジャーナリスト養成センターでジャーナリズムを学ぶ。ジャーナリストとしては、WTNの特派員としてカンボジアに滞在し、1998年のポル・ポトの死や国民議会選挙などを伝えた。近年では、ナントのプロダクション“Vivement Lundi ! ”と組み、フランスの伝説的女性ジャーナリスト、アンドレ・ヴィオリスについてのアニメーションやBD作家マルセリーノ・トゥルオンがサイゴンで過ごした幼少時代のドキュメンタリーなどを監督した。