SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2015

アンダーズ東京2日目の上映となる本日は東京と日本の文化をテーマにした「東京プログラム」でスタートしました。開始が18時半ともあり、お話を聞くとお仕事を終えたＯＬの方々や、虎ノ門ヒルズのオフィスで仕事をしているサラリーマン、観光で日本にこられた欧米のお客様もいらっしゃいました。アンダーズ東京のゴージャスな雰囲気に包まれながら、改めて東京、日本の文化についての作品は日本人にとっても新鮮で、各作品の上映後には拍手が沸き起こりました。
「東京プログラム」終了後、すぐ隣の会場で、お越し頂いた方々にシャンパン、飲み物などが振舞われ、上映された「しゃぶしゃぶスピリット」の主演俳優の平田満さん、そして監督のYuki Saito氏による質疑応答が始まりました。

Yuki Saito監督　平田満さん　フェスティバルディレクター東野

まず、Saito監督は、この作品の完成発表がこのアンダーズ東京で3月に行われたので、またこうしてこの場にこられてうれしいと話し、「日本の食文化を海外向けに作る、と当初から意識をして作ったので、このしゃぶしゃぶのアイデアが出ました」と付け加えました。また、平田さんも「脚本を頂いたとき、ほとんど一人芝居みたいなもので、通常ではあんまり無い役なので面白かったです。

また、ショートフィルムといっても撮影は大変「長〜い」1日でした」と笑われました。監督も「そうなんです。しかもあの座敷の部屋も実は私の実家で撮影しました。今回、僕の作品がジャパン・コンペティションにも入選しているのですが、その作品も1日でとりました。僕のショートフィルムは大体、1日で撮ります」と、将来、インターネットを通じた配信、予算的にも時間的にもコストパーフォーマンスの良いメディアになってくるだろうの事でした。また、今回、大きなスクリーンで完成作品を見られた平田さんも「スピードがある作品で完成度が高い」と満足されていました。

質疑応答の後は、アンダーズ東京の「アンダーズ（ヒンズー語で「個性」）」をテーマにした「PERSONALITY」プログラムが上映されました。東京タワーを目の前で見下ろす優雅な空間で皆様、12日（金）まで毎晩、お待ちしています！