SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2015

米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル ＆ アジア」（SSFF & ASIA）は、「ショートフィルムの日」（日本記念日協会認定）である本日6月4日（木）より、東京（5会場）・横浜（1会場）で開催します。

本映画祭は、俳優の別所哲也が1999年に立ち上げ今年で17回目。グランプリ作品が米国アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象作品となる「オフィシャルコンペティション」をはじめ、「音楽」「環境」「CGアニメーション」など、6つの部門とその他の特別プログラムで構成。本年度は、世界100以上の国と地域から集まった約5,000本の作品から選りすぐりの約200作品を上映します。

本セレモニーでは、日本のショートフィルム文化の発展・普及に貢献した作品・人物に贈られる「話題賞」、メディア、映像業界において、特別な貢献をした作品・人物に贈られる「特別賞」、映像を通して地球環境保護の啓蒙に貢献した作品・人物に贈られる「地球を救え部門！」の「J-WAVEアワード」および「環境大臣賞」、短編小説を公募し、ショートフィルム化する「ブックショート アワード」の計5つの賞の発表と授賞式を行いました。

本日の賞の発表と授賞式はこちらから 

■話題賞：鉄拳　日本のショートフィルム文化の発展・普及に貢献した作品・人物に贈られる賞
『SLIDE』
鉄拳 / 日本 / 8:00 / アニメーション / 2015

話題賞には、パラパラ漫画が日本国内のみならず海外でも高い評価を得ている鉄拳さんに決定し、3年ぶりとなるオリジナル最新作『SLIDE』をプレミア上映しました。受賞にあたり鉄拳さんからは「今後制作する作品へのプレッシャーですね。また賞をとるために頑張らなきゃいけないな」と次回作への意欲を見せました。

※アジアインターナショナル＆ジャパン部門、プログラムBにて上映
http://www.shortshorts.org/2015/prg/ja/1879

受賞作品詳細はこちら

■特別賞：ももいろクローバーZ vs KISS『夢の浮世に咲いてみな』
ショートフィルムを通じて、メディア、映像業界において、特別な貢献をされた作品・人物に贈られる賞

受賞作品詳細とももいろクローバーZ と KISSの受賞コメントはこちら

■第一回ブックショートアワード：『HANA』結城紫雄　（原作：『鼻』芥川龍之介）　

『HANA』は、芥川龍之介の『鼻』を女子高を舞台に胸をテーマに大胆に書き換えた作品。
プレゼンターに筧美和子さんにご登壇いただきました。
受賞者の結城紫雄さんは、LiLiCOさんも「おなかがすいたわ」と言ってしまうほどのイケメン男子。「自分はあまりコンプレックスのない人間ですが、今回はコンプレックスについて書きました」と作品執筆についてお話しいただきました。筧さんも「自分の青春時代を思い出しました。」と作品について語っていただきました。

受賞作品詳細と『HANA』全編の無料配信はこちらから
第二回ブックショートアワードの応募は7月1日スタート！

■地球を救え！部門

環境問題をテーマとした作品を上映する部門。個人レベルのエコ活動から地球温暖化防などグローバル規模な問題まで私たちの子孫に受け継がれる「地球」について考えることを映像のチカラを使って伝えることを目的としています。
優秀賞（環境大臣賞）賞金：50万円 　J-WAVEアワード賞金：50万（J-me Cinema Circle審査員によって決定する賞）

今回は地球を救え部門！の審査員、岩田ユキさん、田中律子さん、堀潤さん、ルー大柴さんにも登壇いただきました。

■優秀賞（環境大臣賞）：『私の大好きな樹』（Once Upon a Tree）
Marleen van der Werf / オランダ / 14:40 / ドキュメンタリー / 2014

■J-WAVEアワード：『蛍のいる風景』（BRILLIANT DARKNESS: HOTARU IN THE NIGHT）
Emily Driscoll / アメリカ / 12:03 / ドキュメンタリー / 2015

■UULA×ShortShorts ミュージックShort部門共同プロジェクトMay J.の最新曲「Love is tough」の楽曲や歌詞の世界観をショートフィルム化！本日6月4日（木）よりUULAで独占先行配信！

SSFF & ASIA 2014にてUULAアワードを受賞したアベラヒデノブ監督による『ブーケなんていらない！』 は、ディズニー映画『アナと雪の女王』日本版主題歌「Let It Go～ありのままで～」で大ヒットを記録した実力派シンガーMay J.の最新曲「Love is tough」の世界観をモチーフに製作されました。主演には、今年注目の若手実力派女優の足立梨花を起用し、“幸せな恋愛“をテーマに女同士の友情や恋 模様を描いており、ミュージックビデオや映画やドラマとは一味違った映像作品となっています。

アベラヒデノブ監督は「この曲の構想段階からMay J.さんとご一緒させていただき、足立さんの実際の話で高校時代から仲の良い4人組がいるという話から構想を得ました。」と話しいただき、May J.さんは「はじめはブーケに頼っていた4人が、だんだんと自分たちの道を歩みだすことに勇気をもらいました」と作品について語っていただきました。

本作はSSFF & ASIA 2015のミュージックShort部門での上映されるほか、本日6月4日（木）よりUULAで独占先行配信されます。

■オープニングスクリーニング
オープニングスクリーニングに齊藤工、鶴田真由出演の『家族ごっこ』
多数の出演者が登壇し映画祭開幕を盛り上げました。

いよいよSSFF & ASIA 2015開幕！明日から上映開始です。みなさん会場でお会いしましょう！