英国の人気ロックバンドArctic MonkeysのPVが特別上映されるなど、思わずカラダを揺らしたくなる当プログラム。上映後には、なんと4作品の監督・キャスト・アーティスト・スタッフと、総勢11名が集結しました。
ミュージックショートでは珍しいスプラッター作品「産声」。斬新な着想の狙いは、「先が読めない、新しい世界を生み出したかったから」と平岩諒一監督。テーマ曲を歌うアーティストの心情まで考えて、ストーリーをつくったそうです。
若者が抱える繊細な心模様を描いた「ワレモノ注意」は、10代の監督である松本花奈さんの作品。足がすっぽり埋まるような大雪の日の撮影をたった二人のスタッフでこなすなど、その容姿からは想像できないタフな一面を聞かせてくれました。
ほかにも、「すれちがい」の望月直監督が、実際のカップルを主演にフィクションとドキュメントを織り交ぜていったという撮影秘話を、「ドーター」のたかせしゅうほう監督が、父、母、娘を演じたキャストの“家族”たちと一緒に、盛り上がった現場の様子を教えてくれました。