コリアプログラムからスタートした本日のSSFF 2015横浜会場のブリリアショートショートシアター!気持ちのいい天気に恵まれて、お客様もたくさんいらっしゃいました♪
本日上映したプログラムはこの5本!「韓国・アシアナ国際短編映画祭プログラム」「カンヌプログラム」「東南アジアプログラム」「地球を救え!プログラム」「Future City Yokohama Awardノミネート作品」。
中でも「東南アジアプログラム」では、フィリピンの作品「オフェリアのために/For Ofelia」を製作したクリストファー・デラス・アラス監督が舞台挨拶に来てくれました!全編を通してノスタルジックで非常に映像が美しかったのですが、それもそのはず、監督はデジタルではなく、なんと16㎜フィルムを使って撮影したのだそうです。古き良きフィリピンの美しい風景のなかで、その時代に生きるユニークな家族を描いています。息子ばかり4人の家族で娘が生まれることを切望するがゆえに、息子に女の子の服を着せてしまうママの役は、監督のおばあちゃんがモデル。8人の息子がいたおばあちゃんには唯一の娘が生まれたのですが、生後2週間で死んでしまったのだそう…。
個性あふれる役者達もこの作品の魅力ですが、主人公のピーターは、撮影現場でもある監督のお母様の故郷、リアンバタンガスという田舎町にある小学校の教室で見つけたそうです。授業の課題を間違えてしまってシュ~ンとしているところが、「この子がピッタリ!」と監督の心をつかんだそう(笑)
監督の正直で穏やかな語り口のせいもあってか、お客さんとのQ&Aでは積極的なやりとりがかわされました。何が一番難しかったですか?との質問には、「何もかも!でも特に、この作品は役者にはフィリピンの言葉でしゃべってもらっているけれど、僕の両親はフィリピン人だけどカリフォルニア生まれなので僕は英語しかわからない。だから撮影前に一生懸命フィリピンの言葉を勉強したよ。それでも大変だった!」と答えていました。
そのほか、「地球を救え!プログラム」では日本のお笑い芸人さんからのユニークな参加作品もあるかと思えば、錚々たるハリウッドスターが声の出演をしている国際NGOコンサベーション・インターナショナルの美しくも衝撃的な作品「自然は語る」など、強いメッセージを発信しつつバラエティー豊かな作品が上映されました。
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