今日のシダックスカルチャーホールでは、
アジアインターナショナル&ジャパンプログラムC・E・Iと
インターナショナルプログラムF・Dを上映しました。
アジアインターナショナル&ジャパンプログラムのCでは、上映作品5本全作の監督にお越しいただきました!
(写真左から)
「Between Times」の桑畑かほる監督、
「目撃者」のDong-ha Oh監督、
「日曜日」の森ハヤシ監督、
「ロブスター・キッド」のJoseph Chen-Chieh Hsu監督、
「すけ坊」の豊島圭介監督です。
桑畑監督は、オランダに訪れた時に感じた「時の流れが違う」という体験から、
Oh監督は、韓国・ソウルで「人は外見で判断される」と、「世の中不公平だ」と感じたことから
作品が生まれたことを話してくださいました。
フジテレビの番組「オモクリ監督」から生まれた作品の森監督は、
「周りのお母さんたちからの反応が、驚くほどとてもいいんです。実は女心を理解できていたのでしょうか」と、奇想天外なストーリーへの支持が高いことを披露。
ショート作品から新しい家族の形が生まれるかもしれません…!?
この5月に学校を卒業したばかりというHsu監督は、お酒に弱いことからついたご自身の「ロブスター」というあだ名と、幼少期に駅で途方に暮れていた時僧侶に出会ったという思い出を今回の作品に詰め込んだことを話してくださいました。
Hsu監督、来年は東京を舞台にショートを撮影する予定とのこと!
どのようなストーリーになるのか楽しみです。
そして、豊島監督は、なぜDef-TecのMICROさんが元落語家の実演販売員という役を演じることになったことについて、「彼のイメージとまったく違う役を演じさせてみたかった」ということを話してくださいました。
明日ラフォーレ原宿での上映には、MICROさんのご登壇するそうです!
今日観にくることができなかった方は、ぜひ明日原宿にも足をお運びください(^^)
インターナショナルプログラムFでは、ゲストはいらっしゃらなかったのですが、たくさんのお客様に来場いただき、鑑賞をしていただきました。
アジア インターナショナル&ジャパンプログラム E
こちらの作品も全ての監督にお越しいただき豪華なQ&Aとなりました。
『人間の姿』のDoyeon Noh監督、『白と黒』のA Cheng Dong監督、『かくれんぼ』の田中希美絵監督、『アザーサイド/銃口の向こう側』和泉谷晶子監督、『GOOD YEAR』の林 海象監督に登壇いただき、作品の由来や大変だったことについてお伺いしました。
インターナショナルプログラムDでは、『蛍を追いかけて』のLee Whittaker監督にお越しいただきました。実際に自分が海外を旅行中に真っ裸のホームレスの子供を車で見かけたところから着想を得てこの物語ができたそうです
監督は実は来日が4回目とのことで日本が大好きみたいです。日本語もお上手でした!
また、本日最終のアジアインターナショナル&ジャパンプログラムのIでは、4つの作品の出演者の方や監督さんにご登壇いただきました。
『生きるか死ぬか』の主演女優Wu Ke-xiさん
『アナタのもとへ 』 監督のVera Ita Lestafaさん、プロデューサーYulia Evina Bharaさん
『終わらない風景』 南部充俊監督、出演者の小野孝弘さん
『ゴッサム ジャンブル パフェ』 Yuki Saito監督、出演者の加藤雅也さん、竹内晶子さん
主演女優Wu Ke-xiさんは実は、自分の役に関しての秘密を話してくださり、会場内はそれにより、納得!の反応が多数ありました。Vera Ita Lestafaさんは実は電車内での撮影が、ゲリラ撮影だったことを明かし、しかしながら、電車の運転手さんがとてもよくしてくれたとのことで撮影がうまく行ったという秘話を教えてくれました。
南部充俊監督は作品の制作費が30万円だとお伺いし、短編の可能性を垣間見たお話でした。
最後の『ゴッサム ジャンブル パフェ』では人気俳優の加藤雅也さん、竹内晶子さんにもご登壇いただき、最後のセリフでもある「私たちの世代を舐めないでください」というのがYuki Saito監督の作品に込めたメッセージだそうです。