スターウォーズシリーズに大きな影響を与えた伝説の映像作家アーサー・リプセット監督の「21-87」も特別上映された当プログラム。上映後には、オーストラリアから「キャラバン」のKeiran Watson-Bonnice監督が登場してくれました!
この作品では、3歳のテオと6歳の従兄弟ジョナスが、古ぼけたキャラバンの中を冒険する姿が描かれています。鳴り響く電話や父親の死の影など、ミステリーの断片が余計な説明を排して散りばめられており、観終わった後に不思議な余韻が残ります。
本当に可愛らしい二人の小さな俳優は、なんとKeiran Watson-Bonnice監督のお子様と甥っ子だそう!彼らがキャラバンの中で遊ぶ姿を観察するうちに、大人の想像を超える自由な行動ぶりに興味がわき、映像化しようと考えたそうです。
子供の姿を大人の目線で解釈するのではなく、リアルな子供の心理や行動をそのまま映し出すことにこだわったそうで、敢えて演出はせず即興に任せたそうです。
観客席からたくさんの質問がとびかった、充実のアフタートークとなりました!