今月26日から開催される「フランス映画祭」の「短編作品集」を先行上映する当プログラム。いやぁ、エスプリ、効いてました。上映後には、「サベージ・ナイト」のKristof Sagna監督、プロデューサーのFabrice Preel-Cleachさん、「エルザとオオカミ」のプロデューサーAlexandre Charletさんが登場!
「サページ・ナイト」は、ヤクザに雇われた売春婦の逃避行。Kristof Sagna監督は、なんと東京在住、旅行で訪れた際に気に入ってそのまま住むようになったといいます。この作品も元々はフランスが舞台だったそうですが、そんな経緯で日本用にシナリオを書き換えたそうです。若松孝二監督「キャタピラー」を観た寺島しのぶさんを気に入って、オファーをしたら快諾いただいたそうです。最後に「次回作も、微力ながら頑張ります」と日本語で挨拶してくれました。
いつもオオカミのパペットを手にはめて、留守番をする孤独な少女の話「エルザとオオカミ」。“なぜ、オオカミなのか?”という観客からの質問に、「フランスでも怖い存在であるオオカミを、あえて少女の唯一の話し相手にすることで、少女の孤独を浮かび上がらせたかった」と
が教えてくれました。