アニメからホラー、コメディまで、多彩なジャンルの作品が揃った当プログラム。上映後には、4作品の監督・キャストのみなさんが登場し、一言ずつコメントをくれました。
同じ長さの時間でも、人は早く感じたり、遅く感じたりするもの。そんな時間の不思議さをユーモラスなアニメーションで描いた「Between Times」。作品に登場する個性的な人物はみんな、桑畑かほる監督が制作拠点のオランダ在住中に出会った人々がモデルだそうです。ちなみに、制作日数は、約15分の作品になんと3年!
「目撃者」は、ハンサムな犯罪者に騙される若い女性の話。Dong-ha Oh監督は、母国韓国の“人を見た目で判断する傾向”が気になっていたため、それをテーマに取り上げたといいます。皮肉が効いた作品に仕上がっていて、格闘シーンも迫力がありました。
13歳の少女が僧侶と詐欺をするという台湾の作品「ロブスター・キッド」。アイデアは、Joseph Hsu監督が少年時代に繰り返していた家出経験から思いついたそうです。少女役の女優が、実際は25歳だったという裏話に、観客から驚きの声があがりました。さすが、女優選びをこだわり抜いただけあります。
落語、スケボー、実演販売という様々な要素を、見事に笑いと感動へと昇華させた「すけ坊」。なんと主演のDef Tech・Microさんが登場!ライブではよく噛んでしまうというMicroさんですが、感情的なシーンでも心の中は冷静でいるように演技したといいます。途中参加してくれた子役の五味くんとの相性もバッチリでしたよ!