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【レポート】今日はお客さんと笑顔で記念撮影!25日の閉幕せまる!, 6/24, 横浜

2017年6月25日

天気にも恵まれた土曜日のみなとみらい。
ブリリア ショートショート シアターでは本日も5本のプログラムを上演しました!

まず、上映したのは「エジンバラ短編映画祭プログラム」。午前中からほぼ満席になるほどのお客様にご覧いただきました。今年から上映が始まった本プログラム。日本国内では観る機会の少ないスコットランドのショートフィルムをなんと9本!上映しました。

今日もMCはDJ John。得意のギャグで会場を盛り上げました!

 

次に上映したのは「フランス映画祭2017プログラム」。ちょうど今週末に有楽町朝日ホールなどで開催されている映画祭とのコラボプログラムです。http://unifrance.jp/festival/2017/
エジンバラから引き続きご覧いただく方も多くこちらもほぼ満席でした。

3つ目のプログラムは「カンヌプログラム」。世界三大映画祭のカンヌ映画祭から、入選作品をセレクトして上映しました。

4つ目のプログラム「デンマーク特集」では、北欧デンマークの作品4本を上映。個人的なおススメは、さわやかな北欧の夏を背景に描かれる、父と息子のハートウォーミングな物語『パフ・パフ・パス』。短い北欧の夏の土曜日、主人公の青年は母親からの命をうけ森の別荘で気ままに過ごす父を連れ戻しにやってきます。説得を試みるつもりが父親のペースに乗せられ、週末を別荘で過ごすことに。キャンプファイヤーをし、森にピクニックに出かけ、浜辺で出会った女性をナンパしてパーティー。放蕩な性格の父親ですが、そんな父親と久しぶりの時間を過ごす息子は、少年時代に持っていた「自由」な心を取り戻します。
こんな休日送りたいなぁと心から感じる映画です。7月に入ればもうあっという間に夏休みですね。皆さんは誰とどんな時間を過ごしますか?

『パフ・パフ・パス / Puff Puff Pass』

 

本日最後のプログラムは「戦争と生きる力プログラム2」。赤十字国際委員会さんの協賛で上映しているプログラムで3年目を迎えます。戦争や難民問題など社会派のテーマで作られた6作品を上映。中でも2009年米国アカデミー賞短編実写部門を受賞した『おもちゃの国』は、とてもクオリティの高い映画でした。ナチス政権下のドイツ。登場するのは同じアパートメントに住むユダヤ人家族とドイツ人母子。ユダヤ人家族が強制連行される際に「おもちゃの国」に行くのだと聞かされたドイツ人少年は、ユダヤ人家族の後をついていくのですが・・・。ユダヤ人への迫害を描いている点は『ライフ・イズ・ビューティフル』のようですが、短編だからこそ重くなりすぎず救いのある映画として仕上げています。
同プログラムで上映しているシリア内戦を描いたドキュメンタリー『アレッポへの旅』でも同様のことが言えるのですが、重いテーマでも多くの人に見てもらいやすいように作っている点が特徴です。
ショートフィルムをきっかけ興味を持っていただけたら、ぜひ社会派の長編映画や長編ドキュメンタリーをご覧になってみてくださいね。

『おもちゃの国 / Toyland』

ちなみに、『おもちゃの国』はショートショートシアターで販売中のDVDにも収録されていますので、ご興味持っていただけましたらぜひお買い求めくださいませ♪(と、軽く営業でした笑)

さぁ、25日(日)で今年の映画祭はフィナーレ!!「キッズ」「シネマファイターズ」「アカデミー」の3プログラムの上映です!
最後の上映はどんな気持ちで迎えられるのか・・・。DJ・Johnともども横浜のシアターでお待ちしております♪

 

 

(映画祭スタッフO)

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